

冬ギフトとしての「シャツ」は、贈りやすく喜ばれやすい選択肢
なぜシャツが冬のギフトにちょうどいいのか
クリスマス、忘年会、年始のご挨拶など、冬はギフトを贈る機会が多いシーズンです。寒い季節のちょっとしたギフトとしてはマフラーや手袋などが定番ですが、相手がビジネスパーソンなら、「シャツ」を贈ってみるのもおすすめです。少し地味な選択肢に思えるかもしれませんが、実はシャツは冬のギフトにぴったりの「気の利いた贈り物」なのです。
今回の記事では、ビジネスパーソンへの「冬ギフト」として「シャツ」をおすすめする理由から、相手に喜ばれるシャツの選び方、特別な贈り方まで詳しく紹介。まずは、シャツがギフトにちょうどいい3つの理由を解説します!
ビジネスでもプライベートでも活躍する
シャツは、インナーとしてもコーディネートの主役としても着回せるトップスです。また、スーツスタイルからカジュアルなジャケットスタイル、さらに普段着までカバーする汎用性の高いアイテムでもあります。つまり、ビジネスからプライベートまでシーンを選ばず幅広く活用できる優れものなのです。
また、シャツはもともと肌着だったという歴史があり、消耗品という側面も。汗や皮脂で汚れやすく劣化が進みやすいため、ビジネス用途としては複数枚を持っておくのが一般的です。さらに、汚れやすいのに清潔感が重要なアイテムなので、多めに揃えておくのに越したことはありません。そのため、シャツを贈ると喜ばれやすいのです。
相手の好みに左右されにくい
シャツはファッションの基礎となるアイテムであり、ビジネスシーンでは白やサックスブルーといった王道カラーが大多数。そうした色なら誰にでも似合い、着回しも利くため、相手の好みを細かく把握していなくても安心して贈ることができます。
また、ビジネスシーンで着用するワイシャツは、ベースとなる仕様がある程度は決まっているため、極端に相手の好みを外す心配もありません。もちろん、細かいディテールに関する好みは人それぞれですが、大きくズレてしまう可能性は低いと言えるのです。
実用性と特別感のバランスがちょうどいい
シャツは日々の着こなしに欠かせない「実用性」の高いアイテムです。形態安定性や防シワ性、吸水速乾性、防汚性といった高機能な素材を選べば、アイロンがけの手間を省けたり、清潔感を長く保てたりします。日常のケアが格段に楽になり、実用性や利便性がさらにアップするのです。
一方で、少し工夫することで、「特別感」の演出も可能。例えば、少し高価なブランドや上質なアイテムを選ぶ、コラボ品や限定品を確保して贈る、オーダーシャツを活用して採寸などの体験やその人のためだけの1着を贈る・・・といった演出が挙げられます。そうすることで単なる消耗品ではなくなり、「気の利いた贈り物」としてアップグレードできるのです。
選ぶ前に知っておきたい、いいシャツの3つの条件
相手に心から喜ばれるシャツを選ぶためには、いくつかのポイントがあります。その中でも以下の3つのポイントは非常に重要なので、ギフトに適したシャツを見極めるために必ずチェックしてください!
サイズ・シルエット
ビジネス用途のシャツを選ぶ上で重要なポイントの1つは、「ジャストフィット」なサイズ感です。体にフィットしたシャツは不要なシワが入らず、それが清潔感の向上にもつながります。
贈る相手のサイズがわからない場合は、会話の中などでそれとなく確認してみましょう。細かいサイズまで確認するのが難しい場合は、やや大きめを選ぶのがベター。さらに、オーダーメイドのシャツを贈って、自然な流れで自発的にきちんと採寸してもらうという方法もあります。(※オーダーシャツの詳細は追って解説します。)
【参考】シャツのサイズ選びについては、こちらも合わせてチェック
素材
シャツは肌に触れる面積が大きく、素材の肌触りが着心地に直結します。一般的にはコットン、リネン、ウール、カシミヤといった天然素材が触感に優れているので、何を選んで良いかわからない場合は、天然素材から選んでみてください。ただし、最近は化学繊維でも肌触りの良い生地が増えていますので、実際に触れてみるか、説明文をしっかり確認するのがおすすめです。
また、素材は上質感や季節感にもつながるポイント。冬のギフトとしては、適度な厚みや毛羽感があって温もりを感じさせる生地を選ぶのが基本です。ただし、温かみが増すほどカジュアル感も高まるので、あくまでほど良い厚みや毛羽感を選ぶようにしましょう。
最近は、肌触りや上質感に優れながら機能性を兼備する生地も増えていますので、使いやすさにつながる機能性も大切。とくに、防シワ性、形態安定性、ウォッシャブル、吸水性、速乾性、ストレッチ性などがあると、実用面がアップします。贈る相手が実際に使用しているシーンを想像しながら、それにマッチする素材、生地、機能性を選ぶようにしましょう。
おすすめのシャツはこちら
デザイン
シャツの印象は、細かいデザインによっても大きく変わります。ビジネス用途のシャツの場合、デザインの要素は主に「色・柄」と「襟型」になります。
色に関しては、ホワイトとサックスブルーが大定番。好きな色がわからなくても、この2色を選んでおけば問題はないでしょう。ノーネクタイのビジネスカジュアルで着用する場合は、ネイビーをはじめとする定番カラーのダークトーンも新鮮味があっておすすめです。
柄は無地がスタンダード。定番的なストライプ柄も汎用性は抜群です。ギンガムチェックなどのチェック柄は少しカジュアルな印象になるため、相手に似合う場合のみ選ぶようにしましょう。
襟型はネクタイをするかどうかによって適した仕様が変わります。ネクタイを締めるのが前提の場合は、「レギュラーカラー」「セミワイドカラー」「ワイドカラー」が定番。ネクタイをしない場合は、襟先が固定できる「ボタンダウンカラー」か、首元がスッキリまとまる「ホリゾンタルカラー」「カッタウェイ」がおすすめです。
【参考】シャツのデザインに迷ったら?
タイプ別おすすめシャツ
シャツはベースのデザインがある程度は決まっていますが、贈る相手のライフスタイルや職場のドレスコードに合わせる必要がまったくないわけでもありません。さらに、シャツを着用するシーンや用途によっても最適なシャツのディテールは少し変わります。代表的な3つの用途をピックアップしますので、参考にしながら最適なシャツを選んでください!
ビジネスパーソンのスーツスタイル用
日常的にスーツを着用するビジネスマンには、清潔感と機能性を兼ね備えたシャツが喜ばれます。色は王道であり清潔感もたっぷりな「ホワイト」や「サックスブルー」。柄は無地かシンプルなストライプがおすすめです。
襟型は、ネクタイが合わせやすいオールマイティーな仕様の「セミワイドカラー」を選んでおけばOK。「レギュラーカラー」でも問題はありませんが、ネクタイのノット(結び目)が小さめなほうがバランスが良いため、少し注意が必要です。
また、日常的に着用しても手間がかからないように「防シワ性」「ウォッシャブル」「吸湿速乾性」などの機能性があると気の利いたセレクトに。王道的なデザインで、イージーケアな機能性のドレスシャツを選ぶようにしましょう。
スーツスタイルにおすすめのシャツはこちら
テレワークが多めの人のビジカジ用
職場に行かないテレワークが中心な人、服装に関してはビジネスカジュアルが軸の人には、リラックス感がありつつきちんと感も保てるシャツが最適。ディテールやシルエットなどでリラクシングな要素を加味してみてください。動きやすくてノンストレスな「ストレッチ性」、適度に開放的な「やや大きめなサイズ感」を選ぶのがおすすめです。
襟型も少し崩したノーネクタイに適したタイプが基本。「ボタンダウンカラー」や「ホリゾンタルカラー」「カッタウェイ」などが定番です。また、さらにカジュアルな「バンドカラー」や「オープンカラー」を選ぶという手もあります。
ただし、全体としてのバランスを意識するのも大切。ラフなオープンカラーシャツを選ぶなら、生地や色は上品なタイプにしてトータルで落ち着かせるなどの配慮が重要です。
ビジカジスタイルにおすすめのシャツはこちら
オフのスペシャルなシーン用
普段使いとは一味違う、特別な日のためのシャツもギフトとして喜ばれるでしょう。少し高価で自分では購入しないようなシャツなら、特別感が高まります。
ビジネスシーンのシャツはホワイトやサックスブルーといった明るいトーンが主流なので、それとは異なる印象を与える「ダークトーン」を選んでみてはいかがでしょうか。新鮮な印象が広がりつつ、シャツならではの品格もあるため、オフの大人にぴったりなバランスになります。また、自分ではあまり選ばないような「パープル」や「ブラウン」などのシャツを選ぶのもギフトならでは。もちろん、相手に似合う色かどうかはしっかり吟味しましょう。
また、定番とは少し異なるディテールでスペシャル感を加味するという手も。襟がホワイトで切り替えられた「クレリックシャツ」、カフスボタンが取り付けられる「ダブルカフスシャツ」などを選ぶと、特別なムードが漂います。
特別な日の為におすすめのシャツはこちら
オーダーシャツならギフトとしての“体験”も贈れる
より特別なギフトを選びたい場合は、「オーダーシャツ」を贈るという選択肢があります。オーダーメイドならではの「採寸」「生地選び」「(襟型などの)ディテール選び」というモノづくりのプロセスが特別な「体験」になるからです。
もちろん、オーダーメイドで作った「世界に1枚」というスペシャル感も格別。サイズや仕様、刺繍などのオプションを選ぶことで、ほかにはないシャツが完成します。ちなみに、贈る相手の細かいサイズがわからない場合も、オーダーシャツなら自ら設定してもらえるので、その問題も解決します。
「オーダーシャツを贈る」という選択肢はイメージしにくいかもしれませんが、ブランドやショップによっては「ギフトカード」や「仕立て券」を用意しているところも。それを利用すれば簡単に贈ることができます。
価格別に選べるオーダーシャツのお仕立券
【参考】オーダーシャツについて、詳しくはこちら
まとめ
シャツは、ビジネスシーンからプライベートまで幅広く活躍し、相手の好みに左右されにくい、冬のギフトとして最適なアイテムです。 「サイズ」「素材」「デザイン」の3つのポイントを押さえることで、贈る相手の日常に寄り添った、実用性と特別感を兼ね備えた気の利いたギフトになります。
意外な狙い目としては、「オーダーシャツ」という選択肢も。採寸や生地選びのプロセスそのものが「スペシャルな体験」となり、単なるプレゼント以上の価値が生まれます。
オーダーシャツに関してここで少し補足すると、贈る相手に採寸やサイズ設定の手間を掛けさせるのに躊躇する場合は、SOLVEの「シャツ採寸サービス」が重宝します。サイズ感が気に入っているシャツを送るだけで、採寸して結果をメールで教えてくれるサービスです。しかも、現在は送料が無料。採寸を面倒に思うような相手には「ギフトカード」を贈るとともに「シャツ採寸サービス」も案内してあげると良いでしょう。
この冬のギフトがまだ決まっていないなら、贈りやすくて喜ばれやすいシャツを贈ってみてはいかがでしょうか。
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