ビジネスシャツの2大定番カラーは「ホワイト」と「サックスブルー」

スーツスタイルやジャケパンコーデに合わせるビジネスシャツの絶対的な王道カラーと言えば、「ホワイト」と「サックスブルー」です。他のカラーをおすすめする前に、大前提として王道カラーそれぞれの特徴を解説しておきます。ちなみに、両カラーで構成したストライプ柄も大定番。ストライプの柄自体は少しシャープな印象で、地色の特徴をベースにしつつラインに使われている色の特徴もミックスされると考えてください。いずれにしても、まずは王道カラー2色の特徴をしっかり把握しましょう！

ホワイト

日本でもっともポピュラーなのが「ホワイト」。クリーンで清廉潔白な印象があり、清潔感、爽やかさ、誠実性、きちんと感、正統派といったイメージを与えます。礼服のシャツもホワイトなので、フォーマルな印象が強いのも特徴的です。

サックスブルー

ホワイトに次ぐ王道カラーが「サックスブルー」。欧米ではホワイトよりもポピュラーな色です。基本的にはホワイトと似たようなイメージを与えますが、ホワイトと比較するとフォーマル感や堅苦しさがなく、こなれた印象も与えます。

シャツの色で印象は変わる

ホワイトとサックスブルーには清潔感や爽やかさといった共通項がありますが、それでも両者の印象は大きく異なります。王道の2色以外を選べば、印象はさらに一変。シャツはVゾーンを構成する重要なファクターなので、印象を変えたい時にはシャツの色を変えるのが効果的なのです。しかもシャツの場合、ノータイスタイルでも使用可能。さらに、費用の面などでスーツよりも気軽にアレンジができます。つまり、ビジネススタイルの印象をコントロールするならシャツを駆使するのがイチ押しです！

ホワイトとサックスブルーの次に買い足すならこの3色がおすすめ!!!

王道カラーであるホワイトとサックスブルー以外にもシャツの色はバリエーションが豊か。選択肢があり過ぎるので、買い足す色を悩んでしまっても仕方ありません。そこで、2大定番の次におすすめの3色を提案！ アイテム候補とコーディネート例も紹介します。

グレー

最初におすすめしたいのは「グレー」のシャツです。少し意外かもしれませんが、グレーはスーツやスラックスでは王道のカラー。実は着回しやすい色です。当然ながら、スーツやジャケットの定番カラーであるネイビー、グレー、ブラックのすべてと難なくマッチします。モノトーンの1種ということで、スタイリッシュで都会的な印象を備えているのも大きな魅力。トーンが明るいほどホワイトに近い印象になり、着回しやすさもアップします。

おすすめシャツ1

グレーがベースの色柄の中でも、こんなストライプ柄が使いやすくてイチ押し。ホワイト×グレーのストライプ柄なら、白の無地や王道的なストライプ柄に匹敵するほど幅広く使えます。とくに、タイドアップもしやすいのが大きな利点。モノトーンのストライプ柄ということで、クール、スマート、知性的といった印象を与えるのもポイントです。しかもこの1枚は、白地にヘリンボーンの織柄が入り、ストライプのラインは2色使い。高級感のある仕上がりです。その一方、「超ノンアイロン」の機能を実現し、シワが入りにくい実用性も備えています。

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おすすめシャツ2

ノータイのビジカジスタイルにおすすめなのが、ある程度ダークなグレーの無地。グレーのシャツは色が明るいほどホワイトに近い印象になるため、どうせグレーを選ぶなら適度な暗さがあったほうが持ち前のスタイリッシュな印象が際立ちます。その一方、グレーが濃すぎるとブラックに似たモードな印象が出てしまうので、ビジネス用途としては上級者向きに。そこで、ミディアムグレーぐらいの明るさが好バランスでおすすめです。さらにこのアイテムは、コットン×ポリエステルのニット生地で、ストレッチ性がハイレベル。シワが発生しずらく利便性にも優れています。また、襟先が大きく開いたカッタウェイ仕様もポイント。ネクタイを締めなくても襟先がバタつかず使いやすい襟型です。

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グレーシャツを使ったおすすめコーディネート

グレーは色味がなくて主張が少ないため、合わせるネクタイを選びません。グレーとは反対の華やかな色味があるピンクやボルドーなどのネクタイを合わせると、よく映えて個性が演出できます。ノータイの場合は、ビジネスシーンの王道的カラーリングであるネイビー×グレーを形成するのがおすすめ。ネイビーのスーツにグレーのシャツを差すと、違和感がなくてこなれ感のあるノータイスタイルが築けます。

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ネイビー

王道のサックスブルーと同じブルー系でありながら、クールな印象や落ち着きを感じさせるのが「ネイビー」のシャツ。都会的で洗練されたイメージに加え、ブルー系ならではの清潔感や爽快感も備えています。ビジネスシャツに使うカラーとしてはかなりダークなので、意外性があるのも大きな魅力。その一方、スーツやジャケットでは定番のカラーで、使いやすい面もあります。

おすすめシャツ1

ネイビーとホワイトを組み合わせたストライプ柄なら汎用性は抜群。コントラストが強い色の組み合わせによって柄がはっきり出るので、ストライプならではのシャープな印象やこなれたムードが高まります。この1枚のようなロンドンストライプなら、柄の存在感がさらにアップ。ネイビーとホワイトの配分が同程度なのが大きな特徴です。スーツに合わせると新鮮な印象が生まれますが、実は合わせるネクタイを選ばず重宝。トラッドなムードを振りまき、ジャケットやブレザーとも相性抜群です。

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おすすめシャツ2

ネイビーの無地はノータイスタイルに最適。ビジネスシャツは明るいトーンが大多数なので、ダークなカラーを選ぶとかなり新鮮です。とは言え、ダーク過ぎるとビジネス感が薄れてしまうので、初心者にはやや明るめのネイビーがおすすめ。この1枚はまさに理想的なトーンです。何色かの糸を組み合わせたメランジ生地でこなれた表情があり、ネクタイがなくてもサマになりやすいのも大きな魅力です。

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ネイビーシャツを使ったおすすめコーディネート

ネイビーはビジネススタイルの定番カラーです。その意味では合わせるアイテムを選ばず、ネクタイで個性が主張可能。暖色系のネクタイが映えますが、寒色系で少しクールにまとめてもおしゃれです。無地のネイビーシャツでビジネス仕様のノータイスタイルを築く場合は、全身をダークにし過ぎないのがポイント。ヘビーな印象やモードな雰囲気を強調されると、ビジネス感がなくなってしまいます。それを防ぐには、ジャケットやパンツで明るめのカラーを取り入れればOK。ライトなカラーのスーツを合わせるのもおすすめです。

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パープル

ビジネスシャツのカラーとしては淡いピンクも人気ですが、良くも悪くもファッショナブルな印象。マイルドな雰囲気や親しみやすさとともに、ファッション好き、遊び心といったイメージを与えます。それに対し、色味が近いながらも少し寒色系に近い中間色の「パープル」は、ピンクよりもややクールなムード。活用できている人が少なくて差別化もしやすいため、ビジネスシーンではパープルが狙い目です。淡いトーンさえ選べばコーディネートもしやすいので、是非トライしてみてください！

おすすめシャツ1

他のカラーと同じく、パープルもホワイトとのストライプ柄を選ぶとスーツに難なく合わせられます。パープルが淡いトーンなら、さらにオールマイティー。この1枚はまさに色味で、汎用性が抜群です。実は最初におすすめしたグレー系ストライプシャツの色違いで、繊細な表現が生み出す高級感も魅力。洗って干すだけでアイロン掛けが不要な「超ノンアイロン」機能を備え、イージケアな逸品です。

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おすすめシャツ2

淡いトーンなら、パープルの無地も幅広いコーディネートで使用可能。王道カラーであるサックスブルーと同じような感覚で着回せます。この1枚のように、ヘリンボーンなどの織柄が入った生地なら上質感もたっぷり。ビジネスシーンに打ってつけな生地感で、ワードローブに揃えておくとスーツスタイルのバリエーションが広がります。

▶超ノンアイロン パープルのヘリンボーン生地

パープルシャツを使ったおすすめコーディネート

パープルのシャツは淡いトーンを選ぶのが大前提。ネクタイを濃いめのトーンにして少し重厚感を加えると好バランスに仕上がります。また、パープルは暖色でも寒色でもない中間色。合わせるネクタイによって印象が大きく変わります。ボルドーなどの暖色系を合わせると華やかで、ネイビーをはじめとする寒色系を合わせると引き締まって落ち着いた印象に。ビジネスシーンでは、ダークなネクタイでクールに引き締めるのがおすすめです。また、パープルは無地でもホワイトのようなフォーマル感は皆無。ベーシックなノータイスタイルでもこなれ感が生まれ、自ずとおしゃれに仕上がります。

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【まとめ】2大定番カラー以外のシャツも揃えて、気軽かつ効果的にアレンジを！

今回は精悍、クール、爽快といった印象を与える寒色系を中心におすすめしたいシャツの色を提案しました。機会があれば他の切り口でも、おすすめの色を解説したいと思います。いずれにしても、ビジネススタイルの印象を手軽かつ効果的に変えるなら、シャツの色を活用するのが有効。王道のホワイトとサックスブルーを揃えた後は、おすすめ品を参考にしつつ他のカラーにもチャレンジしてみてください！