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スーツのおしゃれな着こなし方とは? スーツ選びや着こなしのポイントを紹介

スーツの4タイプを意識して選ぶのがポイント

スーツの4タイプを意識して選ぶのがポイント

スーツのタイプは、「ブレスト」2種類と「ピース」2種類の掛け合わせによって合計4種類に大別が可能です。それぞれの特徴を把握しておくと、狙ったイメージ通りのスーツが選べるようになります。

ブレスト①:シングルブレスト

まずは2種類の「ブレスト」を紹介します。当然ながら、ここでの「ブレスト」は「ブレインストーミング」のことではありません。英語で「胸部」を意味する「breast」のことです。とくにスーツの場合は、ジャケット前部の仕様、身頃の合わせ部分を「ブレスト」と呼びます。

身頃の重なり合っている部分が少なく、1列のボタンで留める仕様を「シングルブレスト」や「シングルブレステッド」と呼び、シングルブレストのスーツは「シングルスーツ」と呼ばれるのが一般的です。ビジネススーツの主流はシングルブレストで、シンプルかつ軽快でスマートな印象を与えます。

ブレスト②:ダブルブレスト

ジャケットのフロントが深く重なり、2列のボタンで留める仕様が「ダブルブレスト」。シングルブレストのスーツと同じように、ダブルブレストのスーツも「ダブルスーツ」と略されるのが一般的です。重厚感があり、クラシックな印象や風格を振りまくのが大きな特徴。貫禄を打ち出したい時には最適ですが、20代くらいいの若いうちは似合いづらいので要注意です。

ピース①:ツーピース

スーツは「ピース」という軸からも2つの種類に分けられます。ここでの「ピース」は「peace(平和)」ではなく、「piece(一片、部品)」のほうです。

ツーピースは「ジャケット」+「スラックス(パンツ)」という2つのパーツで構成されたスーツを指します。ビジネススーツとしてはツーピースがポピュラー。コーディネートがしやすく、オールマイティーに使えるという利点があります。

ピース②:スリーピース

「ジャケット」と「スラックス(パンツ)」に「ジレ(ベスト)」も加えた3つのパーツで構成されているスーツが「スリーピース』です。かつてスーツはスリーピースが基本だったこともあり、クラシックな重厚感が漂います。また、ジレを加えるとジャケットのみよりもVゾーンが狭くなり、ネクタイは固定しやすくなります。そうした特徴が重なるためか、「ダブルブレスト」×「スリピース」のスーツはあまり見掛けません。スーツはタイプによってボタンの留め方が少し異なるため、わからない場合は下記の記事を参照してみてください。

▶スーツ(ジャケット)のボタンはすべて留める? 種類別に留め方のルールを紹介

スーツの印象を左右する4大ポイント

スーツの印象を左右する4大ポイント

ベースとなるデザインが4種類しかないスーツだからこそ、他の要素が印象に大きな影響を与えます。印象を左右する4つのディテールを紹介するので、スーツを選ぶ際はきっちりチェックしましょう。

生地の色柄

スーツ全体に関わる生地の色柄は、スーツの印象に大きな影響を与える要素です。色はダークで柄の存在感がないほどフォーマル度はアップ。つまり、黒の無地がもっともフォーマルです。反対に、色が明るく柄が強くなるほどカジュアル度は高まります。また、ストライプ柄よりもチェック柄のほうがカジュアル。スーツスタイルに慣れるまではチェック柄は避けておくのがベターです。

下襟(ラペル)

スーツの襟はゴージライン(縫い合わせ部分、切り替え部分)の上下で呼び名が分かれ、上襟は「カラー」、下襟は「ラペル」と呼びます。スーツはラペル上部の仕様が重要で、ビジネススーツの大半は「ノッチドラペル」。ゴージラインからつながるように下向きの斜めになっているデザインで、日常使いに向いています。ラペル上部がの端が上向きに尖っているのは「ピークドラペル(ピークドラペル)」。少しドレッシーな印象で、結婚式やパーティーといった華やかなシーンに向いています。ラペルの種類はほかにもありますが、ビジネスシーンではノッチドラペルが大多数。だからこそ、他のラペルを選ぶとかなり目立ちます。

ベント

「ベント」とは、スーツ背面の裾に入った切れ目のこと。バックスタイルの印象を左右する仕様です。ビジネススーツでは「センターベント」が主流。その名の通り、中央に1本のベントが入っている仕様で、「シングルベント」とも呼ばれます。スマートな印象が特徴で、汎用性も抜群です。「サイドベンツ」は、ダブルジャケットなどで見られる仕様。両サイドに計2本のベントが入っているため、複数形の「ベンツ」になっています。クラシックなムードが大きな特徴。大きめに開いても目立たないため、お尻周りや腰周りが大きい方にも適しています。それぞれの成り立ちは諸説ありますが、どちらも動きやすさに直結しているのが共通点。フォーマルなジャケットはノーベントですが、実用性も求められるビジネススーツではベント入りが基本というわけです。(ちなみに、既製品はベントを糸で固定してありますが、着用する際に糸を取り除いてください。)

胸ポケット

ビジネススーツにはポケットがいくつか設けられていて、その種類でも印象が変わります。まず、左胸には「胸ポケット」。仕様は「箱ポケット(ウェルトポケット)」が一般的です。ポケットの口の下側に箱型の当て布を縫い付けているのが特徴。当て布は長方形が基本ですが、外側に向かって少し尖っていたり底辺がカーブしたりしている形状の場合は「バルカポケット」と呼びます。「バルカ」はイタリア語で「ボート、小舟」を意味し、その船底の形状に似ているのが名前の由来。胸周りの立体感が強調できる仕様です。

腰ポケット

ビジネススーツには他にも「腰ポケット」や「サイドポケット」を呼ばれるポケットが付いています。袋部分を内側に縫い付けた「セットインポケット」が原則。外側に縫い付けたアウトポケット(パッチポケット)は少しカジュアルな仕様でビジネススーツではNGですが、ブレザーやセットアップでよく見られます。ビジネススーツの腰ポケットにはフラップ(ふた)も付属。その意味では「フラップポケット」でもあります。フラップは屋外では出し、屋内ではしまうのが正しいルールなので覚えておきましょう。また、右腰のポケット上部にポケットがもう1つ設けられている場合も。「チェンジポケット」と呼ばれています。ここでの「チェンジ」は「小銭」を意味し、コインを入れるために少し小ぶり。ブリティッシュなクラシック感を醸しつつ、腰の位置を高く見せてくれる効果もあり、現在は装飾的ディテールとして残っています。実はビジネススーツの腰ポケットとチェンジポケットは実用性が乏しく、あまり物を入れないのが基本。ポケットが膨れるとジャケットのシルエットが崩れてしまうからです。

スーツを選ぶ時に押さえておきたい基本ポイント

スーツを選ぶ時に押さえておきたい基本ポイント

デザインやディテール以外にも、スーツを選ぶ際に考慮すべき基本的なポイントがあります。ここでは、絶対に外せない重要な3つのポイントに絞って解説しましょう!

用途や着用シーンに合わせる

スーツスタイルでは、ルールやマナーを守って常識をわきまえていると伝えることが最重要です。個性をアピールするのは二の次。正統派のエレガントなコーディネートを築いてから少しだけ個性を上乗せするように意識するのがおすすめです。また、細かいルール以前に用途やシーンに合ったスーツを選ぶことが大前提。謝罪すべきシーンで明るいトーンのチェック柄スーツを着用していたら、誠意に欠けると思われても仕方ありません。反対に、大勢の前でプレゼンするようなシーンでは、無難なスーツよりも印象に残るスーツのほうが効果が望めます。用途やシーンに合ったスーツを選んでこそ、スーツの魅力が最大限に活かせるのです。

自分の体形にぴったり合ったサイズものを選ぶ

スーツに関する記事で何度も伝えている通り、スーツスタイルはサイズ感が重要。ジャストなサイズがマストです。大まかなチェックポイントとしてわかりやすいのは、「不自然なシワ」。サイズが大きすぎても小さすぎても変なシワが生まれてしまいます。 細かいチェックポイントとして重要なのは4箇所。「肩幅」「着丈」「袖丈」「裾丈」です。「肩幅」はジャケットを着用した際に肩山(身頃と袖の境目)を軽くつまめるくらいが適正とされています。 「着丈」はヒップの半分〜全体が隠れる程度が基本。多少のトレンドもありますが、現在はヒップの8〜9割が隠れるくらいがおすすめです。「袖丈」は、手をまっすぐ下ろした際に手首にギリギリ掛からない程度が目安です。パンツの「裾丈」は革靴に少し掛かるくらい程度で。パンツがたるんで生まれるシワを「クッション」と呼びますが、最近のトレンドは「ハーフクッション程度」です。

まずは定番のネイビーやグレーから

スーツスタイルには厳格なルールがあり、それを遵守するのが大前提です。「守破離」という言葉にもあるように課程が重要。基本を知らずに応用のコーディネートを築いてもおしゃれには見えませんし、おしゃれな着こなしを身につけるプロセスとしては結果として遠回りになりがちです。ということで、スーツは定番の「ネイビー」か「グレー」から着こなすのがおすすめ。柄もまずは大定番の「無地」か「シャドーストライプ」を選ぶようにしましょう。

スーツに合わせるアイテムにもこだわるのがポイント

スーツに合わせるアイテムにもこだわるのがポイント

おしゃれなスーツスタイルを築くためにスーツ自体にこだわるのは当たり前ですが、合わせるアイテムにもこだわりましょう。そうすることで、ワンランク上のコーディネートが目指せます。シャツと小物類のポイントを解説しますので、ぜひ実践してみてください!

スーツに合わせるシャツのサイズ

スーツのサイズ感が理想的でも、シャツのサイズ感が合っていなければすべては台無し。スーツを着用した際に見える2つの部分を重視するのがポイントです。まずは「首周り」。首元がルーズだったり窮屈だったりすると、意外と目立ってしまいます。シャツと首の間に指が2本入る程度のサイズ感が適正です。次は「袖口」。ジャケットの袖口からシャツを1cmくらいのぞかせて着こなすのが原則で、シャツが出ていなかったり出すぎていたりするとかなり目に付きます。ジャケットとのバランスも重要なので、両者とも適正なサイズを選ぶことが必要。シャツのサイズに関しては、下記の記事で詳しく解説していますので、一読してみてください。

▶ワイシャツはサイズ感がポイント!正しい測り方や確認方法を詳しく解説

スーツに合わせるネクタイ

スーツスタイルでもっとも個性を演出しやすいのが「Vゾーン」です。ただしここでも、個性より基本ルールが優先。細かいテクニックはさておき、雑然とした印象やチグハグした印象は避け、スマートに調和するシャツ&ネクタイを選ぶのが原則です。Vゾーンが柄物ばかりだとごちゃごちゃした印象になりやすいので、どちらかは無地にするのがおすすめ。落ち着いたバランスにまとまりやすくなります。個性をプラスしたい場合は、ネクタイのカラーで工夫するのがイチ押し。季節感を意識しながら派手すぎない色を選ぶと、上品な中にもセンスが感じられておしゃれな印象になります。

スーツに合わせる革靴

革靴を選ぶ際にもルールがあります。カジュアル過ぎないデザインの靴を選ぶのが大前提。さらに、革靴とスーツの明るさを揃えるのが原則です。例えば、ダークネイビー、チャコールグレー、黒のスーツには黒の革靴、明るめのネイビーやミディアムグレーのスーツにはブラウンの革靴を合わせるようにしましょう。さらに、靴、ベルト、ブリーフケース、腕時計のバンドといった革のアイテムは色や質感を揃えるのが基本。統一感を出すことでスーツならではの品格が高まり、おしゃれに映ります。

スーツに合わせる小物類

ルールを守りつつ個性や華やかさをプラスしたい場合は、小物類を活用するという手も。ポケットチーフ、ネクタイピン、カフスボタンなどをプラスするのです。ただし、悪目立ちするようなデザインは避け、スーツスタイルならではの品格を損なわないように意識しましょう。白い無地のポケットチーフをTVフォールドで差し、シルバーのシンプルなネクタイピンを着けるだけで、十分すぎるほどに華やかさがアップ。ワンランク上のこなれたスーツスタイルに仕上がります。

コーディネート例

コーディネート例

スーツをおしゃれに着こなすポイントだけでなく、具体的なコーディネート例も知りたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。定番カラーの「ネイビー」と「グレー」に加え、その次におすすめしたい「ブラウン」のスーツを使ったお手本コーディネートを解説しています。

▶ 脱ワンパターン。正統派「ネイビースーツ」はコーデ次第で七変化!

▶ 脱ベーシック。王道の「グレースーツ」はコーデ次第でおしゃれに着こなせる!

▶ 脱スタンダード。「ブラウンスーツ」を活用すれば、スーツスタイルの幅が広がる!

まとめ

まとめ

今回は、スーツをおしゃれに着こなすためのポイントを解説しました。いろいろと挙げた中でもっとも優先すべきポイントを1つに絞るとしたら、まずは「自分にピッタリのサイズ」を選ぶこと。ジャストサイズのスーツをオーソドックスに着こなすだけで、合格ラインは余裕でクリアできます。自分の体型に合ったスーツが既製品で見つからない場合は、オーダーメイドで細かく設定するのが賢い手段です。最近は、リーズナブルな価格で高品質なオーダースーツが誂えられるブランドも増えていて、その代表格が〈SOLVE(ソルブ)〉。おしゃれにスーツを着こなす準備として、まずは自分にぴったりなサイズのスーツをオーダーしてみてはいかがでしょうか?

▶〈SOLVE〉のオーダースーツ

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