必須の7コーデを解説。ネイビースーツは着こなしでこんなにも印象が変わる

ビジネススーツの王道カラーと言えば「ネイビー」。清潔感や信頼感があり、落ち着いたムードも備えているのが特徴です。 さらに、着回しやすさも大きな魅力。いろいろなアイテムが合わせられるからこそ、着こなしによって印象は大きく変わります。 そこで今回は、ネイビーのスーツを使ったコーディネートの実例を7タイプ紹介します。代表的なパターンを活用すれば、着こなしのバリエーションを一気に増やすことが可能です。 もしもネイビースーツの着こなしがワンパターンになっているとしても、新しいスーツを買い足す前に着こなしのパターンを増やしてみてはいかがでしょうか？ これから紹介するコーディネートを試してみてくだい。

ネイビースーツの基本コーデ2パターン

最初に押さえておくべきなのは、ネイビーのスーツを使った基本的なコーディネートです。最低限この2パターンはレパートリーに加えましょう。

爽やかさを活かすならブルー系×ホワイト

ネイビースーツならではの清潔感や爽やかさを強調するなら、ネイビーを含むブルー系カラーにホワイトを組み合わせるのがセオリー。もっとも定番の着こなしは、ブルー基調のネクタイと白いシャツの組み合わせです。 ただし、ブルー系のレジメンタルタイを選ぶとフレッシュな印象が強すぎることもあります。それを避けるためには、無地のネクタイを活用するのがおすすめ。表情のある生地を選べば地味な印象になることもなく、クセがないので使い勝手も抜群です。 無地のネクタイだけでなく、基本形のコーディネートはどのアイテムもシンプル。そんなときこそスーツやシャツのサイズ感がいっそう重要になります。ジャストサイズのオーダー品が理想的で、自ずと品格が漂います。

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こなれ感が出る「アズーロ・エ・マローネ」

「アズーロ・エ・マローネ」というファッション用語は知っていますか？ イタリア語で「青と茶」という意味。ネイビーを含むブル―系カラーとブラウンは相性が良く、定番の色使いであることを表しています。 当然、ネイビースーツの着こなしでも意識すべきですが、実は奥が深いカラーリング。何も考えずにブルーとブラウンを選ぶと、カジュアルな印象が強くなったり野暮ったく見えたりすることもあります。 ネイビースーツで「アズーロ・エ・マローネ」を取り入れるなら、スーツに近い明るさのブラウンを選ぶのがおすすめです。このコーディネート例では、スーツのトーンに近いブラウン基調のネクタイを選び、落ち着いたムードにまとめています。 ちなみに、ここで使っているサックスブルーのシャツも大定番。白いシャツより「こなれ感」が出るのが最大の特徴です。ブラウン系のネクタイを合わせることで、「アズーロ・エ・マローネ」を築くのも簡単です。

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上級者向けの応用コーデ2パターン

基本パターンが着こなせたら、ちょっとしたヒネりを加えて差をつけてみるのもおすすめ。上級者向けの応用形のなかでも代表的な2パターンのコーディネートを紹介します。

ワントーンでまとめたVゾーンでクールに演出

クールな印象や都会的イメージを演出したい場合は、Vゾーンを同色か同系色でまとめるのが効果的。本来はアクセントになるネクタイをシャツと同化させることで、新鮮な印象が生まれます。 ワントーンのVゾーンに慣れていないなら、ネイビーと好相性なグレーを活用するのがおすすめです。ネイビーのジャケットにグレーのスラックスを合わせるジャケパンスタイルがビジネスシーンの王道ですが、その色使いと一緒なので違和感なく取り入れることができます。 シャツもネクタイもグレーで揃えれば、かなり新鮮。シャツの定番カラーはホワイトとサックスブルーなので、それ以外のカラーを選ぶだけで差別化が図れます。 同系色のVゾーンはハードルが高いと感じる場合は、サックスブルーとブルー系のネクタイで統一してもOK。それでも十分すぎるほどクールな印象が生まれます。

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ニットの生地感でさり気なくカジュアルダウン

タイドアップしたスーツスタイルをさり気なく着崩す際は、ニットタイを活用するのが定石。ニットならではのソフトな生地感や凹凸のある表情で、自然にカジュアルダウンすることができます。 ニット地のアイテムを増やせば、さらにカジュアルダウンすることも可能です。一般的な定番品ではありませんが、〈SOLVE（ソルブ）〉で展開しているニット製のジレを加えるという手も。形はジレでフォーマル感があり、崩しすぎないバランスにまとまってくれます。 ニットジレは通常のジレよりも着心地が快適で、単体でも着回したくなるアイテムです。ニットタイとニットジレを揃えておけば、セット使いというパターンも確保できます。 いずれにしても、スーツスタイルで使えるニット地のアイテムがあると着崩しのバリエーションが拡大。ネイビースーツに合わせやすいブルー系のニットタイだけでも手に入れておくのがおすすめです。

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ビジカジに着崩したコーデ2パターン

最近はネクタイを締めないスーツスタイルも増えていますが、ネイビーのスーツならそんなコーディネートも簡単。クールビズやウォームビズにも対応します。代表例を解説しましょう。

タートルネックを合わせたウォームビズコーデ

スーツを使ったウォームビズスタイルは、インナーにシャツではなくニット類（セーター類）を合わせるのが定番。とくに、上品なイメージが打ち出せるタートルネックニットを合わせるコーディネートが重宝します。 ネイビースーツにはどんな色のタートルネックニットも似合いますが、ネイビーならではの魅力を増幅するなら同系色のタートルネックニットを選ぶのがイチ押し。このコーディネート例のようにスーツよりダークなトーンを選ぶと、落ち着いたムードが演出できます。 ネクタイを使っていない分、Vゾーンが少し寂しくて物足りないと感じるかもしれませんが、そんなときはポケットチーフでアクセントを加味するのが常套手段。スーツやタートルネックニットと同じネイビーで揃えれば、悪目立ちすることなくスタイリッシュにまとまります。

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仕事用のTシャツを使ったクールビズコーデ

オフィスのドレスコードがカジュアル化している流れもあり、数年前から主流になりつつあるのがスーツにTシャツを合わせるコーディネートです。 定番化している白Tを使った着こなしは気軽に実践しがちですが、実は気をつけるべきポイントも。チープに見えるTシャツは避けるようにしましょう。とくに、肌着のように見えるTシャツはNG です。 ネイビースーツの品位を損なわないTシャツを選んでこそおしゃれにまとまるので、できれば「ビジカジ用のTシャツ」などを選ぶようにしましょう。最近は提案するブランドも増えています。 実は〈SOLVE（ソルブ）〉でも「仕事Tシャツ」を展開しています。きちんと感が出るようにディテールを工夫。動きやすさも追求し、デスクワークや他の作業も邪魔しない作りです。従来の半袖だけでなく長袖もラインナップに加わったので、季節を問わずスーツ×白Tのコーディネートが楽しめます。

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【番外編】パワータイを使う際は注意も必要

ネイビースーツと赤いネクタイは相性が良く、基本パターンと言えるほど定番の組み合わせです。ただし、着こなすための工夫も必要です。 実は赤いネクタイは「パワータイ」などと呼ばれ、エネルギッシュなイメージが演出できるアイテムとして知られています。その効果は色彩心理学などでも説かれていますが、歴代のアメリカ大統領が活用してきた歴史こそ確固たる証しです。 誰もが一度は、ネイビーのスーツに白いシャツと赤いネクタイを合わせたアメリカ大統領のコーディネートを見たことがあるのではないでしょうか。それほどイメージが強いため、そのままのコーディネートでは大統領をマネしているような印象を与える懸念もあります。 ただし、解決策はそう難しくありません。大統領は白いシャツに真っ赤なネクタイを合わせるのが定番なので、それを避ければ良いだけです。 赤いネクタイを優先するなら、シャツを白の無地ではなくストライプなどの柄物に。白いシャツを重視するなら、ネクタイを少し暗めのボルドーなどにすれば印象は少し変わります。それでも「パワータイ」の効果が大きく損なわれることはないので、上手に活用してみてください。

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SOLVE公式サイトのご案内

SOLVEでは、はじめてオーダーシャツ（オーダースーツ及びカスタムオーダーTシャツも含む）をご購入されるお客様向けに採寸や試着サービスを用意しております。

青山本店で実施中の「来店採寸サービス」では、採寸のほか販売中の生地サンプルや襟、カフスなどのパーツ見本をご覧いただけます。
またお気に入りのシャツをお送りいただければ、採寸結果をメールでご案内する「シャツ採寸サービス（現在送料無料キャンペーン中）」を行っております。オーダーシャツはお届け後30日以内の場合、初回お直しが無料なのでお気軽にお試しください。

青山本店ではその他Tシャツやセットアップなど販売中の製品を展示しており、ご試着も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。