クレリックシャツとは? 独特な魅力と、個性が演出できる理由を解説
クレリックシャツは愛用していますか? 使ったことがない人は損をしているかもしれません。クレリックシャツには、ほかのシャツにはない魅力があるからです。 そもそも「クレリック」とは「聖職者」という意味。「クレリックシャツ」とは、聖職者の服装を連想させる「襟とカフスが白いシャツ」のことを指します。起源については諸説ありますが、白い襟などがアクセントとなって「清潔感やクリーンな印象が演出できる」のは確固たる事実です。 もともと身頃と袖はストライプ柄のみでしたが、最近はクレリックシャツの解釈が拡大し、種類も増えています。さまざまな色や柄を選ぶことができ、個性が演出しやすくなっているのです。そこで今回は、多彩な色柄のクレリックシャツの中でも「正統派」と言えるのはブルー基調。身頃と袖がブルー×ホワイトのストライプ柄か、ブルー系の無地を採用したタイプです。まずは、そんな正統派なクレリックシャツを使った典型的なコーディネートからマスターしてみてください。クレリックシャツの中でも「正統派」と言えるのはブルー基調。身頃と袖がブルー×ホワイトのストライプ柄か、ブルー系の無地を採用したタイプです。まずは、そんな正統派なクレリックシャツを使った典型的なコーディネートからマスターしてみてください。クレリックシャツをピックアップしつつ、コーディネートの実例も紹介します。
正統派のブルー系クレリックシャツを着こなすコーデ例4パターン
クレリックシャツの中でも「正統派」と言えるのはブルー基調。身頃と袖がブルー×ホワイトのストライプ柄か、ブルー系の無地を採用したタイプです。まずは、そんな正統派なクレリックシャツを使った典型的なコーディネートからマスターしてみてください。
すべてをブルー系カラーで揃えた爽快な装い
使用しているシャツは正統派のなかの正統派。ボディにブルー×ホワイトのロンドンストライプを採用しています。ちなみに「ロンドンストライプ」は日本ならではの呼び方で、2色のラインの幅が同じストライプ柄のこと。このシャツのようにストライプのピッチ幅(間隔)が細めだと、エレガントな印象になります。シンプルでクセがなく、着こなしやすいのもポイントです。端正で爽やかなシャツのイメージに倣い、全体的にブルー系で統一するのが定番的なコーディネート。ネイビーのスーツとネクタイを合わせるだけで、爽快なビジネススタイルが完成します。
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イエローのネクタイを差し色として効かせた好例
全身をブルーでまとめるコーディネートのアレンジ版として、ネクタイだけを差し色として効かせる着こなしもおすすめです。サックスブルーを使ったシャツにイエローのネクタイを合わせるのは定番のひとつ。クレリックシャツを使ったコーディネートでもそのまま活用できます。しかもここで選んだシャツは、白いラインのなかにイエローのラインも入っている配色。イエローの連携でシャツとネクタイが自然になじみ、Vゾーン全体が調和しています。その一方、シャツがストライプ柄でネクタイもレジメンタルストライプ。ストライプ同士を合わせる場合は、柄のピッチ幅を変えるのがセオリーです。このお手本コーデは、調和しつつ同化しない理想的なバランスのVゾーンにまとまっています。
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無地のアイテムのみで立体的なVゾーンを構築
ストライプ柄ではなくホワイト以外の無地をボディに使用したクレリックシャツは、ワントーンの一般的なシャツに近い感覚で着こなすことが可能。初心者でも難なくコーディネートできます。とくにサックスブルーは王道カラー。ビジネスシーンではほぼオールマイティに使うことできます。サックスブルーの印象に加えて襟もホワイトでなので爽快な印象が強く、清潔感がありすぎるくらいです。あまりにも爽やか過ぎると感じる場合は、ネクタイをダークトーンにして落ち着かせるとバランスが整います。ここで選んでいるダークブラウンはまさに持ってこい。老練な風格さえ感じさせる色味なので、フレッシュなシャツを落ち着かせる役割が任せられます。
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シャツ / SOLVE 超ノンアイロンシャツ(サックス) 詳細・購入はこちら
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クレリックだからこそ決まるノータイスタイル
襟がホワイトで切り替えられているクレリックシャツは、ノータイでもVゾーンのバランスが整いやすいという利点もあります。このコーディネートで使っているのは、ロンドンストライプのクレリックシャツ。ストライプ柄なので無地よりも表情があり、ピッチ幅が広めでメリハリがわかりやすい面持ちです。だからこそ、シャツだけとは思えないほどバランスの取れたVゾーンに仕上がっています。また、カッタウェイと呼ばれるシャツの襟型もポイント。襟先が開いているため首元がスッキリした印象になり、ネクタイをしていなくてもサマになりやすい仕様です。ノータイのスーツスタイルが好きな人は、こんなクレリックシャツを活用してみてください。
他のカラーがベースのクレリックシャツで個性を主張する3パターン
クレリックシャツは、ブルー以外の色を基調にしたタイプも増加中。襟とカフスは白なので、ボディで少し遊んでも品良くまとまります。好みや気分にマッチする色柄が選びやすいので、クレリックシャツで個性を演出しましょう!
パープルのリンクによって華やかなVゾーンを演出
ブルーに次ぐ定番とも言えるカラーがパープル系。そのなかでもラベンダーは淡いトーンで着こなしやすく、サックスブルーより少し赤みがあって華やかな印象なのが大きな魅力です。このコーディネートでは、シンプルで着こなしやすい無地のラベンダーを使ったクレリックシャツをセレクト。同系色が入ったレジメンタルストライプのネクタイを合わせることで調和させ、一体感のあるVゾーンに仕上げています。ラベンダーというだけで少し派手な雰囲気に見えることも多いので、合わせるネクタイは王道のレジメンタルストライプか、クラシックな風格がある小紋柄などを合わせるのがおすすめです。
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チェック柄のシャツはソリッドなタイでバランス調整
こちらも同じく、ラベンダー基調のクレリックシャツを選んだコーディネート。シャツのボディはギンガムチェック柄で、少しカジュアルな印象です。ただし、襟まで柄が入ったシャツと比べると、少し上品なムード。クレリックシャツだからこそ、こうした色や柄のシャツも着こなしやすくなります。シャツで少し遊んでいる分、ネクタイで引き締めてバランスを整えるのが定番テクニック。無地のソリッドタイはうってつけです。シャツと同じく赤みがあるブラウンなら、ナチュラルにマッチします。
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オレンジのストライプ柄でフレッシュなスパイスを加味
こちらのシャツは、ボディにオレンジ×ホワイトのロンドンストライプを採用しています。オレンジが効いていてかなりフレッシュなイメージ。赤に近いエネルギッシュな印象も感じさせますが、ホワイトの襟がピュアな印象のクレリックシャツなら着こなしやすいはずです。とは言え、カジュアルな印象ではあるので、ダークなソリッドタイで落ち着かせるのが基本。ただし、カジュアルなカラーを活かす手もあります。ニットタイを合わせてさらにカジュアルダウンしつつ、今どきなリラックス感を演出する着こなしです。シャツの色味に加えてニットタイの生地感もリラクシングなので、夏のスーツスタイルとしても重宝します。
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【番外編】クリーンな魅力を最大化するおすすめのジャケパンスタイル
ここまで何度も説明してきましたが、クレリックシャツ最大の特徴は白で切り替えた襟。そのクリーンな魅力がさらに拡大できるおすすめのジャケパンスタイルもあります。襟とシンクロするホワイトのパンツを選び、クリーンな印象を増幅するコーディネートです。白いパンツは穿きこなすのが難しそうに思えますが、同じ白を取り入れてリンクすると悪目立ちせず自然に着こなせます。ただし、白い無地のインナーは地味な印象になりかねないので、襟だけが白のクレリックシャツがまさに最適。ボディの色柄によって個性を演出することもできます。クレリックシャツをおおいに活用し、こなれた印象でありながら清潔感もあるコーディネートを築いてみてください。
SOLVE公式サイトのご案内
SOLVEでは、はじめてオーダーシャツ(オーダースーツ及びカスタムオーダーTシャツも含む)をご購入されるお客様向けに採寸や試着サービスを用意しております。
青山本店で実施中の「来店採寸サービス」では、採寸のほか販売中の生地サンプルや襟、カフスなどのパーツ見本をご覧いただけます。
またお気に入りのシャツをお送りいただければ、採寸結果をメールでご案内する「シャツ採寸サービス(現在送料無料キャンペーン中)」を行っております。オーダーシャツはお届け後30日以内の場合、初回お直しが無料なのでお気軽にお試しください。
青山本店ではその他Tシャツやセットアップなど販売中の製品を展示しており、ご試着も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
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