2020年をもって、環境省によるクールビズ期間の呼びかけは廃止されたものの、ビジネスシーンでは引き続き夏場の軽装が推奨されています。夏の暑い時期は、クールビズの服装をおしゃれに涼しく着こなしたいものです。
この記事では、クールビズで着用するワイシャツの襟の形や着こなし方のポイント、注意点などを解説します。ワイシャツ以外にクールビズで着用できるシャツについても紹介するので、ぜひ参考にして、夏の暑い時期もおしゃれに涼しく過ごしてください。
目 次
クールビズワイシャツ襟の形の種類は?
クールビズでのシャツの着こなしといえば、ノーネクタイを思い浮かべるのではないでしょうか。ワイシャツをノーネクタイで着用する際には、襟の形がポイントです。まずは、ノーネクタイで着用してもおしゃれに着こなせる襟の形を5つ紹介します。
1-1 ワイドカラー
ワイドカラーとは、襟の開きが100~140度の襟型のことです。もっとも一般的な襟の形であるレギュラーカラーの襟の開きは75~90度なので、比較すると襟の開きが広いことがわかります。英国を代表する襟の形で、商談などのかしこまった場でも、シーンを選ばずに着用できます。
ワイドカラーがクールビズにおすすめの理由は、襟の開きの広さから、ノーネクタイでもバランスよく着こなせる点です。ノーネクタイの場合、台襟ボタン(一番上のボタン)を外してワイシャツを着用しますが、その際ワイドカラーなら、きれいなシルエットになります。
ワイドカラーはレギュラーカラーと並んで定番の襟型なので、合わせるアイテムを選びません。クールビズの着こなしでも、きれいめからカジュアルまで万能に活用できます。
1-2 カッタウェイ
カッタウェイとは、襟の開きが180度以上ある襟型のことです。カッタウェイも襟の開きが広いため、台襟ボタンを外しても、美しい襟のシルエットが保てます。
襟の開きが広いことで首元がすっきりと見え、きれいなVゾーンでスタイリッシュに着こなせます。カッタウェイもワイドカラー同様、英国風のフォーマルスタイルにも取り入れられるポピュラーな襟です。
カッタウェイの着こなしは幅広く、ノーネクタイで一枚で着るのはもちろん、ジャケットと合わせてもおしゃれに着こなせます。ネクタイと合わせるなら、幅の太いタイプがおすすめです。
1-3 ボタンダウン
ボタンダウンとは、襟先をボタンで留めたデザインの襟型のことです。襟羽根が身頃に固定されているため、ノーネクタイで台襟ボタンを外しても襟が広がらず、立体感のある襟元を演出できます。ボタンダウンもクールビズの着こなしにぴったりです。
ボタンダウンはワイドカラーやカッタウェイと比較すると、カジュアルな印象が強いシャツです。本来ビジネスシーンやフォーマルシーンでの着用は避けられてきましたが、昨今のビジネススタイルのカジュアル化によって、ビジネスシーンでも着用される機会が増えています。
1-4 スナップダウン
スナップダウンとは、襟先の裏にスナップボタンがあり、襟先を留めて着用できる襟型のことです。ボタンダウンシャツは襟先のボタンが襟の表に見えている一方、スナップダウンは襟裏にスナップボタンがついているため目立ちません。
スナップダウンがクールビズにおすすめの理由は、襟先がスナップボタンで身頃に固定されているため、台襟ボタンを外しても襟が広がりすぎず、立体感のある美しい襟の形をキープできるためです。
シンプルな印象のスナップダウンシャツは、クールビズで着用してもきちんと感が出るためビジネスシーンにおすすめです。
1-5 ラウンドカラー
ラウンドカラーは、襟の先が丸くラウンドした形が特徴の襟型です。丸みのある襟はやわらかな印象で、シャツ全体にクラシカルな印象を与えます。襟が白く、身ごろの部分と色違いになっているクレリックシャツに用いられることも多いです。
ラウンドカラーは襟先が丸いため、先端がシャープな一般的な襟よりも、台襟ボタンを外した際に襟先が横に向かって広がりにくくなっています。このため、ノーネクタイのクールビズにおすすめです。
クールビズでラウンドカラーを着こなすなら、ラウンドカラーの特徴であるやわらかい印象や遊び心を活かしたコーディネートがおすすめです。
【参考】その他の襟型について詳しくはこちら
クールビズのワイシャツを選ぶポイント
クールビズのワイシャツを選ぶ際には、襟の形の種類以外にも、抑えておきたいポイントがあります。夏の暑い時期を乗り越える服装として、どんなワイシャツを選ぶと快適な着こなしができるのか、3つのポイントを解説します。
2-1 自分のサイズに合ったワイシャツを選ぶ
ノージャケットのクールビズスタイルでは、ワイシャツのシルエットが強調されます。このため、自分のサイズに合ったジャストサイズのワイシャツを選ぶことが大切です。
既に自分のサイズに合ったワイシャツを持っている場合は、そのワイシャツのサイズを測ることによって自分に合ったサイズを確認できます。
例えば首周りの測り方は、シャツを平らな場所に置き、襟の内側のボタンの縫いつけ部分から逆側のボタンホールの中心までをカーブに沿って測ります。ゆき丈は、襟のつけ根の中心から肩先を通り袖口までを測った長さです。
自分のサイズに合ったワイシャツを持っていなくても、自身の身体を採寸してぴったりのワイシャツのサイズを知ることができます。
例えば首まわりは、実寸に2cmほどプラスした長さがジャストサイズです。前側は喉仏の少し下あたり、後側は首のつけ根部分で測ります。首のつけ根は、首を前側に倒したとき、骨が出っ張る箇所を目安にしてください。
ゆき丈は、首のつけ根から肩先の骨の先端を通り、肘、手首の親指側のくるぶしまで測ります。ゆき丈は、誰かに測ってもらうと安心です。実寸に2~3cmほどプラスした長さがジャストサイズです。
【参考】無料で利用できる採寸おすすめガイド
2-2 涼しい素材やカラーを選ぶ
暑い夏のビジネスシーンでは、涼しい素材やカラーのワイシャツを選ぶと相手に好印象を与えられます。
クールビズのワイシャツのカラーにルールはありませんが、涼しく見えて爽やかな印象の白やサックスブルーなどがおすすめです。少し違った色に挑戦したいなら、ネイビーもいいでしょう。ネイビーは汗染みが目立ちにくいので、実用面でも優れています。ただし、ネイビーのワイシャツに濃い色をコーディネートすると重たい印象になってしまうため、ボトムスにはホワイトなど明るい色を選ぶことがポイントです。
クールビズのワイシャツにおすすめの素材は、綿・ニット生地・リネンなどです。暑い夏を乗り切るには、通気性や吸水速乾性に優れた素材を選びましょう。
【参考】夏におすすめのシャツ生地は?
2-3 シワになりにくい素材を選ぶ
涼し気な印象のノーネクタイのクールビズスタイルは、シンプルなだけに清潔感が大切です。
ワイシャツの着こなしで清潔感を与えるためには、シワがないことが第一条件です。とくにジャケットレスでワイシャツが主役のクールビズは、ワイシャツにシワがあると目立ち、だらしない印象に見えてしまいます。
シワのないワイシャツで清潔感を保つために、洗濯後にはきちんとアイロンをかけ、シワを伸ばしてからハンガーにかけるようにしましょう。
忙しい人や、アイロンがけの手間を省いて清潔感を維持したい人にはシワがつきにくい、形態安定加工が施されたシャツがおすすめです。SOLVEの超ノンアイロンシャツは、最高級の形態安定加工を施すことによって、洗って干すだけでアイロンがけをしたような美しい状態になります。さらに、着ている間にできるシワも防ぎ、綿100%の心地良い肌触りで1日中快適に過ごせます。
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クールビズのワイシャツ着こなしの注意点
クールビズでワイシャツを爽やかに着こなすには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。ここでは、クールビズでワイシャツを着こなす際の注意点について解説します。
3-1 インナーが見えないようにする
ワイシャツの第一ボタンを外して着用するノーネクタイの着こなしでは、肌着として着用するインナー選びに気をつける必要があります。ワイシャツの襟元からインナーが見えたり、ワイシャツの下から色柄が透けて見えたりするのはNGです。
もともと欧米ではワイシャツ自体が下着として着用されていたため、インナーを着る習慣はありませんでした。しかし、夏は高温多湿で冬は低温乾燥である日本の気候では、汗でワイシャツが肌に張りついたり防寒が必要だったりするため、ワイシャツの下にインナーを着る必要があります。
シャツの下に着用する場合、襟ぐりが深いVネックのインナーがおすすめです。また、濃い色や柄入りのインナーは、ワイシャツの下から透けて見えてしまうためおすすめできません。 白やベージュで無地のインナーを着用して清潔感のある着こなしをしましょう。
【参考】おすすめのインナーはこちら
3-2 半袖のワイシャツは着用シーンを考える
半袖のワイシャツは、高温多湿な日本の気候に適したアイテムですが、国際的なフォーマルスタイルの基本は長袖です。このため、暑い夏に半袖のワイシャツで過ごしたいと思っても、マナー面で半袖シャツが適さないケースもあります。半袖シャツは、着用シーンを考えることが大切です。
半袖のワイシャツの着用可否は企業や団体によっても異なるため、まずは社内ルールを確認しましょう。ただし、社内ルールで着用可能であっても、訪問先ではNGであることもあるため、外部へ訪問する場合は事前に確認しておく必要があります。
また、ジャケットのインナーには半袖ではなく長袖のワイシャツを着用しましょう。スーツスタイルの着用マナーでは、ジャケットの袖からシャツの袖が1cm程度見える着こなしが正しい着こなしです。つまり、半袖シャツとジャケットの組み合わせはマナー違反になります。また、素肌に直接ジャケットの腕の内側が触れるため、衛生面でも好ましくありません。
クールビズはワイシャツ以外のシャツもおすすめ
最近のクールビズスタイルでは、ワイシャツ以外にも、ポロシャツやTシャツなどを着用する人が増えています。それぞれのメリットや特徴、選び方のポイントなどを解説します。
4-1 ポロシャツ
ビジネスで着用するポロシャツはビズポロとも呼ばれており、ここ数年着用する人が増えています。ビズポロをクールビズアイテムに加えることで着こなしの幅が広がるでしょう。
ビズポロには、通常のポロシャツとは違い、ワイシャツ同様に台襟がついたデザインのものが多く、上品な印象です。襟はボタンダウンになっているものが主流で、第一ボタンを外しても美しい襟型で着用できます。素材は通気性に優れたニット素材が主流で、暑い夏も快適に着用できます。
また、カラーは白や紺、黒などのベーシックカラーがおすすめです。ステッチ幅が狭いものや肩線が正面から見えないように配慮されたものを選べば、さらにきちんとした印象でドレッシーに着こなせます。
【参考】おすすめのポロシャツはこちら
4-2 Tシャツ
襟なしのTシャツは、元来ビジネスシーンにおいてはNGとされてきました。しかし、最近では、業界によってはポロシャツと同じくらい着用する人が増えています。
クールビズでTシャツを着用する際は、シンプルなものを選びましょう。プリントが入ったものや派手なデザインのものはビジネスシーンにはふさわしくありません。また、胸元が深いVネックも避けましょう。つまり、無地でクルーネック、色は白、ネイビー、黒を選べば間違いありません。
また、Tシャツを上品に着こなすには、生地にほどよい厚みがあり、やや光沢感がある綿素材のTシャツがおすすめです。
【参考】おすすめのTシャツはこちら
クールビズはシャツを爽やかに着こなそう
日本の暑い夏は、涼しくおしゃれにクールビズを着こなしたいものです。ワイシャツは、ノーネクタイでも襟の形が崩れにくい、カッタウェイやボタンダウンなどを選びましょう。
また、ワイシャツが主役のクールビズでは、ジャストサイズで涼しい素材やカラーを意識し、シワがないように気をつけるのも大切なポイントです。
クールビズの着こなしの幅を広げるなら、きれいめのポロシャツやシンプルなTシャツを取り入れるのもおすすめです。
爽やかなクールビズの着こなしで、暑い夏をおしゃれに乗り切りましょう。
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