カジュアル化が進んだ今でも、ワイシャツは幅広いTPOに対応できる便利なビジネスウェアです。スーツのインナーとしてネクタイを締めて着用するだけでなく、ノーネクタイや上着を脱いでシャツ1枚のスタイルで着ることも多くあります。ワイシャツは、きちんと見えるものや仕事へのモチベーションが高まるものをこだわって選びましょう。

今回は、失敗しないワイシャツの選び方やおしゃれに着こなすポイント、おすすめのメンズワイシャツブランドなどについて紹介します。着るだけで気持ちが上がるようなワイシャツ選びの参考にしてください。

失敗しないワイシャツの選び方

ワイシャツを選ぶ際は、自分の身体のサイズと着用シーンに合ったものを選ぶことや、機能性に着目することが重要です。失敗しないワイシャツの選び方のポイントを5つ紹介します。

1-1 自分のサイズに合ったワイシャツを選ぶ

ワイシャツ選びで最も重視したいポイントがサイズです。自分の身体のサイズに対して大きすぎるとだらしない印象になり、ジャケットのインナーとしても、もたついてすっきりしません。逆にサイズが小さすぎると窮屈な印象で着心地もよくないでしょう。

相手に好印象を与えて自分が快適に着るためにも、ワイシャツはジャストサイズを選ぶことが大切です。

一般的なワイシャツは、「首まわり」と「ゆき丈」のサイズで選びます。実寸を目安に選ぶ場合は、首まわりは実寸+2～3㎝のサイズ、ゆき丈は実寸と同じサイズを選びましょう。着用したときのサイズ感の目安は、首まわりはボタンを留めた状態で指が2本くらい入るゆとりのもの、ゆき丈は手を下ろした状態で手首のくるぶしが隠れる程度がジャストサイズです。

また、細身の人や体格がいい人、スポーツの経験があって胸まわりと胴まわりの差が大きい人などは、首回りとゆき丈のみでサイズを選ぶ既製のシャツが合わないケースがあります。そのような方には、オーダーシャツという選択肢があります。Solve（ソルブ）のオーダーシャツは、既製のシャツとほとんど変わらない価格でシャツを自分サイズでオーダーすることが出来ます。首回りとゆき丈以外にも、パーツごとにサイズの調整ができるため、様々な体型の方におすすめです。

1-2 シーンに合わせて襟（エリ）を選ぶ

襟も、ワイシャツ選びの重要なポイントのひとつです。ワイシャツの印象を大きく左右する襟のデザインには、たくさんの種類があります。主な襟のデザインには、「レギュラー」「セミワイド」「ワイド」「カッタウェイ」「ボタンダウン」などがあります。

レギュラーは、襟先の開きの角度が75～90度ほどの最もフォーマルな襟です。レギュラーを基本に、襟先の角度が90～100度ほどのものをセミワイド、100～120度ほどのものをワイド、更にほぼ180度ほどのものをカッタウェイと呼びます。ボタンダウンは、襟先がボタンで身頃に固定されたデザインの襟です。

ビジネススタイルのカジュアル化が進み、シャツの着こなしの幅も広がっています。ネクタイを締めたり、締めなかったり、シーンによってぴったりの襟は変わってきます。目的に合わせて選ぶことが大切です。

ネクタイをしっかり締めるならベーシックなデザインのレギュラー、セミワイド、ワイドがおすすめです。一方、ネクタイなしでワイシャツを着用することが多い場合は、襟がしっかり立つボタンダウンや、襟回りがだらしなく見えないカッタウェイがおすすめです。

1-3 お手入れ重視ならノンアイロンがおすすめ

ワイシャツを着用する際に注意したいのが、シワです。シャツにシワがあると清潔感が損なわれ、マイナスイメージになってしまいます。

そこでおすすめなのが、シャツのアイロンがけの手間を減らせるノンアイロンのワイシャツです。ビジネスウェアとして着用機会の多いワイシャツだからこそ、お手入れの手軽さも重視しましょう。

ノンアイロン生地とは、防シワ加工を施した生地のことです。着用したり洗濯したりしてもシワになりにくいため、お手入れが簡単で、手間が減ることによる時間的メリットや、クリーニング代が浮くことによる経済的メリットが得られるのもポイントです。

ノンアイロン生地は、生地によって形態安定性の度合いが異なります。洗って干せばすぐ着られるものから、軽くアイロンがけが必要なものまでさまざまです。 オーダーシャツブランドSolveの「超ノンアイロン」生地 は、最高級の形態安定加工が施されています。洗って干すだけでアイロンがけをしたようなシワのない状態になるので、おすすめです。

1-4 着心地にこだわるなら綿100％形態安定がおすすめ

ワイシャツは、肌に直接触れる部分が多いアイテムです。快適に着用するために、素材にも注目して選びましょう。

ワイシャツの主な素材には、綿100％、ポリエステルなどの化繊100％、綿と化繊との混紡などがあります。着心地を重視するなら、肌触りのいい綿100％のシャツがおすすめです。

綿は繊維が微細なため、柔らかく肌触りがいいという特徴があります。また、繊維の中心が空洞になっていることで通気性・吸水性に優れ、一年を通して快適に着ることが出来ます。ポリエステルなどの化繊は、形態安定性は高いものの、静電気が生じやすい、安っぽく見えるなどのデメリットがあります。

一方で、綿素材は基本的にシワになりやすいと言われています。洗濯の際に水につけると、繊維の中心にある空洞がたっぷり水を吸収して膨らみ、繊維の状態が乱れることが原因です。しかし最近では、綿100%の生地に形態安定加工を施したシワになりにくい生地も登場しています。肌触りの良さ、ケアの簡単さの両方から使い勝手が良いため、幅広い人におすすめの生地です。

1-5 動きやすさにこだわるならストレッチ性に優れたワイシャツを

長時間着ることの多いワイシャツは、動きやすさや着用感の良さも重視したいポイント。
アクティブに活動する方にも、長時間のデスクワークが多い方にもおすすめです。

一般的なシャツが縦糸と横糸で織った「織り生地」で仕立てられているのに対し、ニットシャツは「編み生地」で仕立てられています。ニット＝編み生地とは、糸で輪をつくり、その輪に次の糸を引っかけて編み上げた生地のことです。構造から、生地に縦横の伸縮性が生まれるのが特徴です。

ニットというと、冬物のセーターのことを想像する人も多いかもしれません。しかし、ポロシャツによく使用される鹿の子編みや、一般的なTシャツによく使用される天竺編みなど、ニットの種類はさまざまです。

ワイシャツに使用されるニット生地は、見た目が織り生地に近く、ビジネスシーンでも着用できるものが多くあります。
ニットシャツは、身体の動きに合わせて伸縮するため動きやすく、より体にフィットさせて着用できます。一般的なシャツと比較して、肩まわりのストレスが軽減できるのも嬉しいポイントです。

ワイシャツをおしゃれに着こなすポイント

ワイシャツをおしゃれに着こなすには、どんな色柄を選ぶかが重要です。おしゃれに着こなすポイントを紹介します。

2-1 シンプルな色柄で上品な印象

ワイシャツの定番、白無地のシャツは何枚あっても困らず、幅広いTPOに対応できるアイテムです。シンプルなワイシャツは上品な印象になるため、ビジネスシーンに適しています。

白無地と同じように清潔感があり上品で、かつおしゃれを意識するなら淡いカラーやさりげない織柄のシャツがおすすめです。

淡いカラーで代表的な色としては、サックスブルーやピンクなどがあります。遠くから見て、うっすらと色味を感じるくらいのシャツを選びましょう。

織柄には、さりげないシャドーストライプや斜めに畝が入ったツイル、ドビー織りの様々な模様などがあります。生地の凹凸で織柄模様を表現したデザインなので、無地のように着こなせ、清潔感がありながらさりげないおしゃれを楽しめる柄です。

2-2 ビジネスでもOKの柄物に挑戦

無地やさりげない織柄模様のワイシャツだけではなく、ストライプ柄やチェック柄のワイシャツをビジネスシーンで着こなすのもおすすめです。ただし、華やかすぎる柄は着こなすのが難しいため、ビジネスシーンに取り入れやすい柄を意識して選びましょう。

ポイントとしては、白をベースとした生地を選ぶことで、派手になりすぎずビジネスシーンに取り入れやすくなります。ストライプ柄やチェック柄にはさまざまなパターンがありますが、シンプルなパターンから取り入れて行くのがおすすめです。
ストライプ柄なら、ピンで打ったような細かな線が縦に入ったピンストライプや、鉛筆で引いたような細さの線が縦に入ったペンシルストライプなどの柄がシンプルでおすすめです。

チェック柄なら、方眼紙（グラフ）のような細かい等間隔の四角で構成されたグラフチェックや、一色の細い線で窓ガラスの枠のような四角が構成されたウインドーペンなどの柄がおすすめです。

おすすめのメンズワイシャツブランド

たくさんのワイシャツの中から自分にぴったり合う1枚を選ぶなら、自分の好みにカスタマイズできるオーダーシャツブランド、 Solve（ソルブ） のワイシャツがおすすめです。

3-1 自分のサイズに合ったワイシャツがオーダーできる

好印象なビジネスウェアを手に届く安い価格で提供したいという考えからスタートした Solve では、自分のサイズに合ったオーダーシャツを既製品の価格と変わらない、6,578円（税込）からオーダーできます。

オーダーの流れは簡単です。まず、豊富な色柄や機能性の生地から好きなものを選び、襟のデザインやボタンの変更、刺繍の追加、クレリックにするなど、仕上がりイメージを確認しながらカスタマイズします。カスタマイズは追加料金なしで、出来上がったシャツのサイズ変更やデザイン変更は、商品到着後30日以内なら無料でできるので安心です。

デザインもすべて自分で選択できます。自分だけの好みのシャツを仕立てられるので着用するときに気持ちが上がるでしょう。普段使いはもちろん、大きな商談やプレゼンがある日に着る、とっておきの1枚としてオーダーするのもおすすめです。

3-2 綿100％の超ノンアイロンを実現！

Solveには、着心地と機能性を兼ね備えた 「超ノンアイロン」のシャツ があります。超ノンアイロンは、品質にこだわった綿100％素材に、最高級の形態安定加工を施した生地です。定番の白無地はもちろん、サックスブルーやピンクなどの淡いカラー、ビジネスシーンに取り入れやすい上品なストライプ柄など、さまざまな種類を展開しています。

超ノンアイロン生地を使用したシャツは、洗濯して干すだけでアイロンがけをした後と同じようにシワのない美しい生地の状態になります。また、テープ縫製が施してあり、ハンガーに干しっぱなしにしても型崩れしにくく、美しいシルエットを維持できるようになっています。イージーケアでワイシャツの清潔感を保てるため、多忙なビジネスマンに最適です。

Solveの超ノンアイロン生地は、世界の有名ブランド・メーカーにもワイシャツ生地を提供する実績あるファクトリーが、Solveだけに生産している特別な生地です。 綿から糸への生成も一貫して自社で行うことで、 高品質かつ低価格な生地の実現に成功しました。

3-3 ストレッチ性の高いニット素材で着心地抜群！

自分のサイズに合ったオーダーシャツをストレッチ性の高いニット生地で仕立てることもできます。Solveの 「超ストレッチ」シャツ は、オーダーメイドのニットシャツならではの抜群のフィット感が特徴です。

伸縮性が高く身体にかかるストレスが少ないため、ニット生地でオーダーシャツを仕立てると圧倒的に着用感がアップします。アクティブに動く人や長時間のデスクワークを行う人にもおすすめです。また、筋肉質な体型にもしっかりフィットするため、ボディラインをより美しく見せたい方にも向いています。

ニット生地は柔らかいため肌触りが良いのもポイント。吸水性・速乾性に優れ、汗をかいてもベタつきにくく、涼しく感じられます。

Solveでは、ニットシャツをスタイリッシュに見せるため、縫製にもこだわっています。ニット生地は伸縮性が強いため、高い縫製技術が求められますが、高級オーダーシャツの定番である縫製方法、ボタン付けの方法を採用。高級感ある仕上がりです。

生地のラインアップも白無地だけでなく、淡いカラーやストライプ柄など豊富なので、ぜひチェックしてください。

機能性・デザインにこだわったコスパいいワイシャツを選ぼう

ビジネスシーンで幅広く着用するワイシャツは、自分の身体に合ったサイズであることはもちろん、お手入れが簡単なノンアイロン生地や着用感のいいストレッチ素材のものを選ぶのがおすすめです。

自分好みのお気に入りのワイシャツが1枚あれば、仕事へのモチベーションも高まります。記事で紹介したポイントを参考に、デザインやフィット感だけでなく、自身の気持ちが上がるようなワイシャツを選んでみてください。

SOLVE公式サイトのご案内

SOLVEでは、はじめてオーダーシャツ（オーダースーツ及びカスタムオーダーTシャツも含む）をご購入されるお客様向けに採寸や試着サービスを用意しております。

青山本店で実施中の「来店採寸サービス」では、採寸のほか販売中の生地サンプルや襟、カフスなどのパーツ見本をご覧いただけます。
またお気に入りのシャツをお送りいただければ、採寸結果をメールでご案内する「シャツ採寸サービス（現在送料無料キャンペーン中）」を行っております。オーダーシャツはお届け後30日以内の場合、初回お直しが無料なのでお気軽にお試しください。

青山本店ではその他Tシャツやセットアップなど販売中の製品を展示しており、ご試着も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。