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ジャケットの袖まくりは良いの?ダサくないやり方やオシャレに見せる方法を解説

テーラードジャケットの袖まくりはNG?基本マナーを解説

テーラードジャケットの袖まくりはNG?基本マナーを解説

シャツを袖まくりしている人だけでなく、最近はジャケットを袖まくりしてい人も増えていませんか?  見かけたことがあればわかると思いますが、ジャケットのほうが「こなれた大人」というムードが充満し、カッコいい印象が強いのではないでしょうか。そこでふと、疑問を抱いたかもしれません。そもそもジャケットは袖まくりして良いのかどうか……

結論から言えば、スーツ用のジャケットの袖まくりはNGです。しかし、袖まくりしてOKのジャケットもあります。今回は「ジャケットの袖まくり」に着目。適したジャケットから解説します!

薄手のアンコンジャケットが袖まくりに最適

話を進める前に、ジャケットの定義を明確にしておきましょう。ここでの「ジャケット」とは、カラー(上襟)とラペル(下襟)が分かれている「テーラードジャケット」と呼ばれるタイプのジャケット全般のことを指します。

テーラードジャケットの代表はスーツのジャケットです。スーツ用ジャケットに象徴されるフォーマルなジャケットは、構築的な作りで裏地や芯地を使っています。袖をまくってしまうと、芯地が傷んだり型崩れしたりすることになるのに加え、品格も損なってしまうため、袖まくりはNGと考えてください。

ただし、袖まくりがOKのジャケットもあります。それは、非構築的でカジュアルな印象のアンコンジャケットです。芯地や裏地の多くを省き、シャツやカーディガンに近い着心地を実現しているため、袖をまくっても問題ありません。生地が薄いほど袖をまくり上げやすいため、袖まくり用のジャケットとしては「薄手のアンコンジャケット」が最適となります。

袖まくりにおすすめのテーラードジャケットの選び方

袖まくりにおすすめのテーラードジャケットの選び方

袖まくりに最適なのは、薄手のアンコンジャケットですが、ここではさらに細かく袖まくりに適したジャケットについて解説します。「生地・素材」「デザイン」に分けて解説しますので、ジャケットで袖まくりをしたいなら、ここで紹介するポイントを押さえてアイテムを選んでください!

生地・素材

ジャケットに限ったことではありませんが、生地が柔らかいほど袖はまくりやすくなります。ただし、まくった袖が固定できることも大切。その意味では、ストレッチ性に優れる生地がもっとも適しています。

コットンやリネンといったソフトな素材を使った薄手の生地も適任。ただし、袖まくりが長時間に及ぶと、シワが残ってしまう場合もあるので、シワが入りにくい生地がベターです。

ウール混の生地やツイード地などの中でも厚手のタイプは、ロールアップしにくく固定もしづらいため、袖まくりには向いていません。

デザイン

テーラードジャケットの袖口には、実はいくつかのバリエーションがあります。その中でも別格なほど腕まくりがしやすのは「本切羽」と呼ばれるデザイン。ボタンによって袖口が開閉できるため、袖が折り返しやすく、アレンジも楽しめるディテールです。

本切羽は仕立てに手間がかかり、本格的なムードや高級感のある仕様でもあります。そのため、袖をまくってカジュアルダウンしても、チープな雰囲気になりにくいのもポイントです。

ただし、本切羽でないと袖まくりができないわけではありません。ストレッチが効いてる生地なら簡単に折り返せますし、伸縮しなくても袖口にゆとりがあればまくり上げるのことは可能です。

スマートに見せるジャケットの袖まくりのやり方

ここまでは、袖まくりがマナー違反にならないジャケットや、袖まくりがしやすいディテールについて解説してきました。しかし、実際に袖をまくろうとすると、上手くいかない場合もあります。その原因は、「まくり方」がわかっていないから。定番的な2種類のまくり方をレクチャーするので、ここでしっかりマスターしましょう!

一般的なロールアップ

もっともオーソドックスで汎用性も高いまくり方が「一般的なロールアップ」です。やり方を解説します。

①ジャケットの袖口を5cmほどしっかりと折り返します。
②最初の折り返しをガイドにしながら、同程度の幅で何度か折り返していきます。
③袖が適度な長さになったら完成!  きちんと折り返すのではなく、少しラフにまくり上げるくらいのほうが無造作な印象になっておしゃれです。また、折り返しの幅によって表情も変わるので、いろいろなパターンを試してみてください。

マスターロール

カフスの裏地を適度に見せながら、端正に折り返す上級テクニックが「マスターロール」。折り返しの回数が少なく済み、ジャケットの生地が傷むのを抑えられるというメリットもあります。やり方は以下の通り。

①1回目で高い位置まで折り返します。
②折り返した部分の下端を細かく折り返し、「一般的なロールアップ」の容量で折り返していきます。
③カフスの大部分が隠れる程度まで折り返したら完成!!  カフス裏が別地になっている場合、アクセントとして活用できます。また、シワシワにならないため、品の良さや清潔感をキープしたまま袖まくりが可能です。

オシャレに袖まくりができるおすすめジャケット3選

ジャケットの袖まくりを実行するには、袖が折り返しやすいジャケットを選ぶ必要があります。〈SOLVE(ソルブ)〉には、ストレッチ性が高く袖まくりがしやすいジャケットが揃っていますが、とくにおすすめの3点をピックアップして紹介します!

Surf Jacket ウールライクポリエステル 2WAYストレッチ

Surf Jacket ウールライクポリエステル 2WAYストレッチ

〈SOLVE(ソルブ)〉の定番ジャケット「楽ジャケ」をベースにしながら、肩まわりとボディを、よりドレッシーにアップデートしたのが「Surf Jacket(サーフジャケット)」です。パッチポケットを採用することで、ブレザーのようなカジュアルな面持ちに仕上げています。

生地の種類が充実していますが、こちらはウールのような生地感のポリエステル製。適度な厚みでオールシーズン使えます。また、2WAYストレッチで防シワ性が高く、袖まくりにも最適。袖口の開かない「開き見せ」が基本仕様ですが、ボタンで開閉できる「本開き」にも変更可能です。

Mellow Jacket ウール/ポリエステル ストレッチ ツイル グレー 

Surf Jacket ウールライクポリエステル 2WAYストレッチ

上品なルックスとシャツジャケットのような軽い着心地を両立したのが「Mellow Jacket(メロウジャケット)」です。できる限り芯地を省いて軽快に仕立てながら、細腹のある立体的な構造でエレガントなフォルムに仕上げています。

ストレッチ性に秀でているため袖まくりがしやすく、防シワ性に優れているので袖を折り返しても伸ばせばすぐに着用できます。生地もカラーもさまざまなタイプをラインナップ!

楽ジャケ セットアップ(San Jose)

Surf Jacket ウールライクポリエステル 2WAYストレッチ

〈SOLVE(ソルブ)〉が誇るロングセラー「楽ジャケ」はその名の通り、アンコン仕立てとストレッチ生地で、リラックスできる楽ちんな着心地を実現しています。

定番ジャケットなので生地のバリエーションの豊富ですが、ここでピックアップしたのは耐久性に優れるコーデュラナイロンを起用したタイプ。伸長率20%以上という4WAYストレッチの生地で、袖まくりもしやすい作りです。大きめの内ポケットを4つ備えるなど、収納力の高さも人気のポイント。

ジャケットの袖まくりをする際の注意点

袖がまくりやすいアイテムを選んでロールアップをすれば、ジャケットの袖まくりは実行可能です。ただし、おしゃれに仕上げるには注意すべきポイントもあります。ここで挙げる3つの注意点を意識しつつ、ジャケットの袖まくりを活用してください!

まくりやすい薄手の素材を選ぶ

すでに何度か説明していますが、袖まくりに向いているのは薄手のジャケットです。反対に、厚手のジャケットで袖をまくると、折り返した部分がかなりのボリュームになり、不格好になってしまいます。そもそもまくりにくく感じるはずなので、折り返しにくいと感じるほどの厚さの生地なら、袖まくりは避けるようにしましょう。

ちなみに、ジャケットで使われる厚手の生地は、保温性の高い秋冬用が多く、ツイードやメルトンなどがその代表格です。そうした生地ではなく、薄手でストレッチ性のある生地を選ぶようにしましょう。

インナーが見えないようにする

ジャケットを着用する際は、必ずインナーも着るものです。そして、袖まくりをする時は、インナーの処理が印象を大きく左右します。

インナーが見えないようにするのが基本形。まくり上げる加減に合わせ、もともと袖が短い半袖、七分袖、九分袖などのインナーを選んでおけば、自動的に見えなくなります。また、フィット感の高いインナーの場合は、インナーの袖をそのまま上に持ち上げれば、外に見えない状態で固定することもできます。

応用形として、インナーの袖を一緒にロールアップするテクニックもあります。ジャケットもインナーも薄手の生地なのが必須条件。さらに、裏地が見えてもおしゃれなインナーを選ぶという条件もあります。それらをクリアできるなら、応用テクニックにもトライしてみてください!

シワができやすいのでケアする

どんなロールアップの方法であっても、袖をまくり上げると折っていない状態とは異なるシワが入ってしまうものです。そうなることを理解した上で袖まくりをしてください。

シャツなどのインナーならアウターで隠すという手もありますが、ジャケットを袖まくりした後は、ジャケットを脱がない限りごまかしは効きません。そのため、シワが入ってもすぐ取れるようにするか、いったんを袖まくったらそのままで1日を過ごすといった対策を講じる必要があります。

そうしたケアが面倒な場合は、防シワ性の高い生地を使ったジャケットを選ぶのがおすすめ。シワが入らず気軽に袖まくりが楽しめます!

袖まくりでジャケットにシワができた場合の対処法

袖まくりでジャケットにシワができた場合の対処法

防シワ性に優れるジャケットを選ばない限り、腕まくりしたジャケットの袖にはシワが増えてしまいます。たとえ袖をまくったままで1日を過ごしても、オフィスや家に帰ったらシワを取るメンテナンスが必要です。いくつか対処法を紹介しますので、早めにシワを取るようにしましょう!

霧吹きとハンガーを使用する

ジャケットのシワを取るためには、ハンガーにかけるのが基本。軽めのシワなら、霧吹きで生地を湿らせ、生地を叩いたり軽く伸ばしてからハンガーにかけておくだけで、かなり軽減します。

この対処法ならオフィスでも実行しやすいので、ジャケットを脱いだら軽く湿らせてハンガーにかけておくのを習慣化してしまいましょう。

市販のシワ取りスプレーを活用する

最近は、シワ取り用のスプレーがいろいろと売っています。水で湿らせるより、専用のシワ取りスプレーを使ったほうが効果は高いので、シワ取りスプレーも活用してみてください。

シワ取りスプレーには香りがついているタイプもあるので、オフィスなどで使用する場合は周囲に迷惑がかからないかどうか確認してから使うのが社会人としてのマナーです。

アイロンかスチーマーを利用する

当然ですが、アイロンがけをすればシワは取れます。生地の種類によっては、直接アイロンを当てると熱や摩擦で生地が傷んでしまうケースもあるため、ハンカチなどを当て布にしてアイロンをかけるのがおすすめです。

また、袖は筒状でアイロンがかけにくいパーツでもあります。シワが伸ばしにくいと感じた場合は、ハンガーにかけたままスチーマーを当てるのがおすすめ。立体的な箇所でも簡単にシワが取れます。

クリーニング店に持ち込む

シワが取れない場合や、季節の変わり目などでジャケットをしばらく使わない場合は、専門家に任せるのが得策です。クリーニング店に持ち込めば、プロによるアイロンがけでキレイにシワを取ってくれます。

日常的にはスプレーやスチーマーでシワを取り、シーズンが変わるタイミングでクリーニング店に出してメンテナンスする……そんなルーティンがイチ押しです!

袖まくりなしでジャケットを着こなす方法

袖まくりなしでジャケットを着こなす方法

そもそもジャケットを袖まくりする理由は何でしょう?  もっとも多い理由は、長袖のままだと暑いからではないでしょうか。また、サイズが合っていないのをごまかすために袖を折り返すケースもあるかもしれません。そうした原因を、袖まくりナシで対処する方法についても考察してみます。

7分袖ジャケットを着用する

暑くて袖をまくりたい場合は、最初から袖が短くなっているジャケットを選ぶという代替策があります。狙い目は、袖の長さが7分丈になっているジャケット。レディスに多いデザインですが、袖をまくるよりも上品で、半袖よりも品良く映ります。それでいて袖が短いため、長袖より見た目も着心地も爽快です。

7分袖のジャケットなら、クールビズをはじめとするオンの服装にも重宝。暑さ対策として使用する価値はあります。ただし、袖が短いと暑いシーズン専用のジャケットになるため、季節を超えて着用したいなら袖まくりを活用するのが賢明です!

袖直しをする

袖の長さが合っていない場合は、お直しをするのが最善策です。スーツ用のジャケットをはじめとするフォーマルなテーラードジャケットはジャストサイズが原則なので、袖丈が合っていないと品格が損なわれてしまいます。

カジュアルなテーラードジャケットならジャストサイズである必要はありませんが、長すぎたり短かったりする場合は修正したほうがベター。ただし、もっとも手軽なのは袖まくりです。

ジャケットの袖まくりに関するよくある質問

ジャケットの袖まくりに関するよくある質問

ジャケットの袖まくりは上級者のテクニックというイメージがあるからか、マスターして実践している人はまだそう多くない印象です。そのためか、基本的な質問を耳にする機会もよくあります。代表的な質問に回答しておきますので、疑問を解消してジャケットの袖まくりを実践しましょう!

スーツの袖まくりはマナー違反?

スーツのジャケットで袖をまくるのはNGです。ビジネス仕様のスーツで袖を折り返すと、品格を損ねてしまいます。

また、スーツのジャケットは袖をまくると生地が傷んでしまう可能性もあります。さらに、芯地や裏地が使われているため、袖を折り返すことでそうした副資材を傷めてしまうケースもあるのです。

スーツのジャケットをはじめとする構築的な作りのジャケットは、袖まくりしないのが原則です。

ジャケットの腕まくりは失礼?

袖をまくり上げて良いジャケットは、非構築的で比較的カジュアルなアンコンジャケットとなります。そうしたジャケットが着用可能なシーンでは、袖をまくっても失礼には当たりません。フォーマルな場でない限り、ジャケットの袖まくりも着こなしとして認められているのです。

ただし、会う相手との関係性やTPOなども踏まえるようにしましょう。周囲に不快感を与えない状況で袖まくりを実践するのがおすすめです。

ジャケットの袖が長いときの対処法は?

ジャケットの袖が長いと、ルーズでダラしなく見えたり不格好で野暮ったく見えたりすることがあります。そんな時こそ、袖をまくって長さを調整すると便利です。

ただし、袖まくりを初期設定にして常にロールアップしていると、生地が傷みやすくなってしまいます。その点も考慮しながら袖まくりを活用するのがおすすめです。場合によっては、お直しで袖丈を適正な長さに修正するようにしましょう。

袖まくりは何回くらいすればいい?

ジャケットの袖まくりには、折り返しの数に関するルールはありません。そもそもロールアップの方法によって折り返す幅や回数なども変わるので、バランスの良い丈感までまくるのが正解です。

袖をまくる際の袖丈の選択肢は9分袖〜5分袖くらいまでありますが、7分袖程度が主流で、バランスも取りやすい丈感です。

まとめ

今回は「ジャケットの袖まくり」についていろいろなポイントから解説しました。まだ袖まくりを実践したことがない 場合は、本記事を参考にしながらぜひ挑戦してみてください。

また、すでに詳しく解説した通り、袖まくりをするには適したジャケットを選ぶことが重要です。〈SOLVE(ソルブ)〉には、ストレッチ性や防シワ性に優れる袖まくりに最適なアイテムが揃っていますので、ぜひ活用してジャケットの袖まくりをマスターしてください!

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