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カジュアルスーツをオシャレに着こなすには? 着こなしのコツやコーディネートを紹介

いわゆるカジュアルスーツとは?

いわゆるカジュアルスーツとは?

「カジュアルスーツ」とは、「少しくだけた印象のスーツ」のこと。街着としても使えるようなスーツを指します。ビジネススーツよりも少し品格がない分、堅苦しいイメージがなく、コーディネートも自由自在。ジャケットスタイルの延長としても着回せます。プライベートはもちろん、ビジネスカジュアルが許されている職場でも着用可能。状況に合わせてアレンジすれば、幅広いシーンで活用できます。

「カジュアルスーツ」と「ビジネススーツ」の違いを4つのポイントで解説

「カジュアルスーツ」と「ビジネススーツ」の違いを4つのポイントで解説

「カジュアルスーツ」の特徴は、「ビジネススーツ」との違いで説明すると浮き彫りになります。ここでは、主要な4つのポイントに絞って両者の違いを解説しましょう。

仕様の違い

大きな違いは「仕様」です。大まかに言うと、カジュアルスーツにはカジュアルな仕様が採用されています。わかりやすいのは「芯地(しんじ)」や「肩パッド」。「ビジネススーツ」は、表地と裏地の間に芯地を入れたり肩パッドを入れたりしてシルエットが崩れないように仕立てています。一方の「カジュアルスーツ」は、芯地や肩パッドを薄くしているのが基本。どちらも省いた「アンコン仕立て」も増えています。いずれにしても、軽やかな着心地で見た目もマイルドです。

また、「ポケット」の仕様が異なる場合も。「ビジネススーツ」はフラップのみが外に出せるフラップポケットが原則。一方、「カジュアルスーツ」はポケット全体を外側に縫い付けた「パッチポケット/アウトポケット」を採用しているアイテムも少なくありません。袖口にボタンを省いたりベント(裾の切れ込み)のないノーベントにしたりと、他の仕様でさらなるカジュアルダウンを行っているスーツもあります。

シルエットやサイズ感の違い

「ビジネススーツ」は、体に沿うようにフィットするジャストサイズが理想的。そのほうがエレガントだからです。一方の「カジュアルスーツ」は、少しゆとりのあるシルエットが一般的。適度にリラクシングなだけでなく、さまざまなインナーが合わせやすくなるからです。あまりにもオーバーサイズだとラフでルーズな印象になり過ぎてしまいますが、ジャストよりも少し大きめなほうが今はむしろオシャレ。少しサイズアップしてリラックス感を高めても問題ありません。

生地の素材の違い

「カジュアルスーツ」は生地もカジュアル。正確に言うと、カジュアルな生地も含めたバリエーションが豊富です。最近は「ビジネススーツ」でも、ポリエステルなどの化学繊維を使った機能的な生地が増えていますが、圧倒的な主流はウール。滑らかで光沢のある上品な生地が基本です。その一方、「カジュアルスーツ」の生地は多種多様。上品な生地に加え、コットンやリネンがメインの生地、合成繊維がメインの高機能な生地を使ったアイテムも珍しくありません。夏場は通気性や速乾性を優先した生地を選べるなど、快適性を重視できるのがカジュアルスーツの利点です。

色柄の違い

「カジュアルスーツ」も「ビジネススーツ」と同じく定番カラーの無地が主流ではあります。ただし、他の色柄も豊富にリリースされています。例えば、ビジネススーツではあまり見掛けないような明るいトーンのニュアンスカラーも充実。また、少しカジュアルな印象のチェック柄もカジュアルスーツなら違和感ありません。色柄で個性を主張したい人にも、カジュアルスーツがおすすめです。

カジュアルスーツの活用シーン

カジュアルスーツの活用シーン

冒頭でも少し触れましたが、「カジュアルスーツ」は街着としても着用できるのが大きなメリット。オフのシーンではむしろ、上品で大人っぽいアイテムとして重宝します。例えば、ジャケットの着用が必要な高級レストランなどに行く際も便利です。また、結婚式の二次会をはじめとするカジュアルなパーティーでも活躍。そんな時は、ポケットチーフやスカーフなどで華やかさをプラスするのがおすすめです。 もちろん、ビジネスシーンでも着用が可能。インナーなどの合わせるアイテムによって雰囲気が変わるので、ビジネスカジュアルとして幅広く着回せます。オフィスワークだけでなく、テレワークでWEBミーティングをする際にも最適。活用できるシーンがかなり多いので、大人になったら1着は揃えておきたいのが「カジュアルスーツ」です。

【参考】カジュアルスーツに合うインナーは?

カジュアルスーツをカッコよく着こなす3つのコツ

カジュアルスーツをカッコよく着こなす3つのコツ

ここからはカジュアルスーツの「着こなし」について解説します。まずは、カッコよく着こなすための「コツ」を紹介。ここで挙げる3つのポイントにこだわれば、オシャレな印象が与えられます。

「シーン」や「季節」に合ったスーツ選びにこだわる

「カジュアルスーツ」はバリエーションが多いからこそ、TPOや季節にマッチするアイテム選びが非常に重要です。逆に言えば、それさえ間違わなければ合格点は確保できます。具体的にどうマッチさせるかはケース・バイ・ケースですが、すでに解説したように少しカジュアルなシーンで着用するのが大前提。その上で、季節感のズレていない生地感のカジュアルスーツを選ぶようにしましょう。そのためには、涼感のある「春夏用」と、温かみのある「秋冬用」で使い分けられたらベターです。

適度に余裕のある「サイズ感」にこだわる

少し余裕のあるシルエットが「カジュアルスーツ」の定番。だからこそ、スリムなシルエットを選んでしまうと持ち前のリラックス感が損なわれてしまいます。また、ワイドすぎたりルーズすぎたりするシルエットも避けるのがおすすめ。必要以上にストリート調やダラしない印象を与えてしまうからです。もちろん、トレンドによってオシャレに映るサイズ感は変わりますが、ビジネススーツとは異なるカジュアルな雰囲気をシルエットからも演出するように意識しましょう。

「合わせる小物」のセレクトまでこだわる

スーツを使ったコーディネートは上下のメインアイテムが確定しているため、どんなインナーや小物を合わせるかが個性の見せどころ。 ビジネススーツには細かいルールがあって合わせるアイテムが自ずと決まりますが、カジュアルスーツは自由度が高いからこそセンスが問われます。インナーまではこだわる人が多いのですが、靴や小物類まで抜かりなくセレクトすることが重要。とくに、合わせる靴は印象を大きく左右します。何も考えずスニーカーを選ぶのではなく、着用シーンによって革靴やローファーなども合わるようにしましょう。

カジュアルスーツのおすすめコーディネート

カジュアルスーツのおすすめコーディネート

カジュアルスーツの「着こなし」がイメージしやすいように、最後は「おすすめのコーディネート」を4タイプ解説します。気になるコーディネートのポイントを取り入れながら、着こなしの幅を広げてみてください! (※今回はカジュアルスーツとほぼ同じ感覚で着回せる上品なセットアップを使用しています。)

白いTシャツを合わせた王道スタイル

カジュアルスーツには「白いTシャツ」を合わせるのが定番。セットアップと同じ要領でコーディネートすればOKです。足元はスニーカーでも問題ありませんが、ここではローファーを合わせて少し上品に。胸周りが寂しく感じる場合は、Tシャツと同じカラーのチーフを差してアクセントを加えましょう。

ポロシャツを合わせてクールな装いに

カジュアルスーツは「ポロシャツ」とも相性が抜群。少しカジュアルだけどTシャツより品のある好バランスなコーディネートが築けます。ポロシャツはシャツと異なり、カラーを自由に選べるのもポイント。ここでは、ネイビーのポロシャツを選んでチャコールグレーのスーツとともにダークトーンで統一。クールなコーディネートに仕上げています。パフドスタイルでチーフを差し、華やかさもプラス!

軽やかなノータイルスタイルにも最適

これまでのコーディネート例も見てもわかる通り、カジュアルスーツは「ノータイ」で着こなすのが基本。ネクタイなしでも決まりやすいホリゾンタルカラーやカッタウェイカラーのシャツを合わせるのが定番です。ノータイならではの着こなしを謳歌するなら、タイドアップのビジネススタイルでは選ばないような色のシャツを合わせるのがおすすめ。イチ押しは上品で爽やかなネイビーです。ダークトーンのシャツなら、明るいトーンのカジュアルスーツを引き締めて格上げする役割も適任。シャツと色を合わせたチーフをスリーピークスで差せば、二次会などのパーティーに最適な着こなしに仕上がります。

こなれ感のあるビジネススタイルを構築

カジュアルスーツをあえてビジネススーツライクにコーディネート。合わせるアイテムを少しだけカジュアルにして、スーツとの統一感を演出しているのがポイントです。ギンガムチェックのシャツ、ニットタイ、タッセルローファーはいずれも、ビジネスシーンではややカジュアルなアイテム。そんなアイテムを組み合わせたヒネりが、こなれ感を生み出しています。

【まとめ】カジュアルスーツを手に入れて、着こなしを楽しもう!

【まとめ】カジュアルスーツを手に入れて、着こなしを楽しもう!

カジュアルスーツが大人にとってマストとも言えるアイテムなのがおわかりいただけたでしょうか? アイテム選びやコーディネートの選択肢が多いからこそセンスは問われますが、自分らしいスタイルをいくつか決めてしまえば着回すのも難しくありません。まずはマールマイティーに使えるカジュアルスーツを手に入れて着こなしてみてください。 ちなみに〈SOLVE(ソルブ)〉では、ドレス感の高い仕様を採用しつつ、高機能なストレッチ生地を使って軽快に仕立てた「楽ジャケ」&「楽スラ」のセットアップがカジュアルスーツと同じように着回せる人気アイテム。汎用性が抜群なので、合わせる靴や小物にこだわってコーディネートを楽しんでみてください!

▶「楽ジャケ」

▶「楽スラ」

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