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カフスボタンでオシャレに差を付けよう!ボタンの種類や使い分けについて解説

カフスボタンはなぜつける?

カフスボタンはなぜつける?

「カフスボタン」や「カフリンクス」と呼ばれるアイテムは、カフス(シャツの袖口)を留めるための小物です。起源は17世紀フランスの社交界で、袖口の装飾品として生まれたと言われています。現在でも主な用途は一緒。フォーマルスタイルやスーツスタイルの装飾品という意味合いが強く、だからこそ、ビジネスシーンでもオシャレの幅が広げられる貴重なアイテムです。

カフスボタンの種類6つ

カフスボタンの種類6つ

カフスボタンをあまり使ったことがない人にはどれも同じように見えるかもしれませんが、実は種類はさまざま。留め方の仕様や素材などによって6つの種類に分けられます。そこでまずは、カフスボタンの特徴をわかりやすく解説します。

スウィヴル式

スウィヴル式

カフスボタンのもっとも一般的な仕様が「スウィヴル式」です。「スウィヴル(Swivel)」は「スウィブル」や「スイベル」などと表記されることもあり、「回転する接続部」といった意味。カフスボタンをボタンホールに通したあと、先端部を回転させることでT字状に曲げて固定する仕組みです。簡単に固定できて使いやすく、初心者にもおすすめのタイプです。

チェーン式

チェーン式

カフスボタンが誕生した初期から使い続けられているクラシックな仕様が「チェーン式」です。その名の通り、2つのボタンやモチーフ&留め具がチェーンでつながっているのが大きな特徴です。チェーンが装飾的なイメージやカジュアルな印象を与えるので、フォーマルな場やビジネスシーンでは避けるのが原則です。

ラップアラウンド式

ラップアラウンド式

「チェーン式」と混同されることも多いのですが、さらにデコラティブなタイプが「ラップアラウンド式」。「ロール カフリンクス」と呼ばれることもあります。留め具ではなく飾りとしてチェーンなどが付属しているのがポイント。「スウィブル式」のカフスボタンに飾りのチェーンやストラップが付属したデザインが主流です。「チェーン式」よりもさらに装飾的ということで、フォーマルやビジネスの場では選ばないようにしましょう。

固定式

固定式

留め具が固定されているシンプルな仕様です。固定された一体型で強度が高く、分離しないためパーツを紛失する心配がないのもがメリットです。デメリットはサイズ選びやボタンホールとの相性に注意が必要なこと。大き過ぎるとボタンホールを通らなくなり、小さすぎればすぐに外れてしまいます。上下をひっくり返して使えるタイプも多く、そんなリバーシブルタイプなら1つのカフスボタンで違った表情が楽しめます。

スナップ式

スナップ式

2つに分かれたパーツをスナップボタンのように留める仕様が「スナップ式」。凹と凸の部分を組み合わせて固定します。ただし最近は生産数が少なくなっていて、見かける機会はあまりありません。1920〜1940年代に流行していたカフスボタンのタイプで、アンティークな印象を演出できるデザインが主流です。

紐式

紐式

紐を丸めたり編み込んだりしてカフスボタンに仕上げたタイプです。素材が金属製ではないので少しくだけた印象で、カジュアルな服装にマッチします。また、ソフトな質感でキーボードを打つような作業の邪魔にならないメリットもあります。コストを抑えて生産できるため、紐式のカフスボタンがシャツに付属していることも珍しくありません。

シーン別のカフスボタンの使い分け

シーン別のカフスボタンの使い分け

装飾的な意味合いが強いカフスボタンは、存在感が強いデコラティブなタイプを着けると下品に映ってしまうことも。それを防ぐには、さり気なく効かせる程度のバランスを心掛けてカフスボタンを選ぶのが大切です。そうは言ってもイメージしにくいと思いますので、具体的なおすすめのタイプをシーン別に紹介します。

ビジネスシーン

ビジネスシーン

目立ちすぎないカフスボタンを選んで知的に演出するのが原則です。オールマイティーに使えるのは、シルバーのシンプルなカフスボタン。腕時計などの小物と色を揃えて統一感を出すとおしゃれにまとまります。控えめな装飾が入ったタイプなら使うことは可能ですが、その場合はスーツ、シャツ、ネクタイなどと色味を揃えて目立ち過ぎないようにするのがおすすめです。いずれにしても、あくまで知的に着けこなすのが鉄則。華美になり過ぎてないかを常にチェックするようにしましょう。

結婚式などのパーティーシーン

結婚式などのパーティーシーン

結婚式や披露宴などで着用するフォーマルなスタイルでは、コーディネートの色使いに合わせて白系か黒系のカフスボタンを選ぶのがセオリー。モーニング、タキシード、ディレクターズスーツなどの服装になじむタイプを選ぶようにしましょう。昼間は真珠や白蝶貝を使ったシンプルな白系が最適。夜は黒系や少し華やかなタイプでも問題ありません。二次会などの少しカジュアルなパーティーなら、適度に個性を加えてもOK。披露宴と二次会でカフスボタンを着け替え、気分や印象をアレンジするのもおしゃれです。

カフスボタンの付け方

カフスボタンの付け方

実は、カフスボタンの使い方を間違えている人が少なくありません。いったん覚えてしまえば難しくはありませんので、ここで簡潔に解説します。 まずは袖口の重ね方。通常のボタンが付属しているシャツと同じように使うのは間違いです。シャツの袖口を同じ向きで重ねるのではなく、袖口の裏側同士を合わせて留めるのが正解。袖口の裏側が表に見えないように留めると覚えても良いでしょう。 次にカフスボタンですが、表側(上側)が手の甲と同じ向きになるように使うのが正解。歩く際に表側が外向きになるように留めると考えれば間違えないはずです。

カフスボタンが付けられる袖口の種類

カフスボタンが付けられる袖口の種類

カフスボタンのタイプや着け方、使うべきシーンがわかっても、それだけで使いこなせるようになるわけではありません。カフスボタンを着けるシャツの準備も大切だからです。カフスボタンが使えるカフ(袖口)の種類は3タイプ。用途や印象が異なるので、目的に合わせて最適なタイプを揃えてください。

テニスカフス

テニスカフス

カフスボタンが使える正統派の仕様が「テニスカフス」です。作りはシンプルで、袖口の両端にカフスボタンを通す穴が開いています。オーセンティックな仕様ではありますが、用途が限定されるためか最近はあまり見掛けなくなりました。常にカフスボタンを使うと決めたなら、このタイプを選べば無駄な要素を省くことができます。

コンバーチブルカフス

コンバーチブルカフス

ベースは「テニスカフス」と同じですが、ボタンホールの両脇に通常のボタンが縫い付けられているのがポイントです。付属のボタンでもカフスボタンでも留めることもできるので、「convertible(変換可能な)」という名前がついています。使ってみるとわかりますが、カフスボタンを使う際は縫い付けられているボタンが内側(手の平と同じ向き)になって目立たないため、その点は心配無用。言わば二刀流で、シーンや気分に合わせて使い分けができて便利です。

ダブルカフス

ダブルカフス

袖口部分を折って着用する仕様が「ダブルカフス」。「フレンチカフス」と呼ばれることもあります。袖口が二重になるのでボリュームが生まれ、よりエレガントな印象になるのが大きな魅力です。忘れてはいけないポイントは、カフスボタンが必須という点。日常的なビジネスシーンで使うこともできますが、フォーマル用や勝負用として揃えておくのもおすすめです。

カフスボタンが付けられない袖口の種類

カフスボタンが付けられない袖口の種類

カフスボタンの使用を想定していない袖口のシャツで、カフスボタンを使うことはできません。その判別は容易。カフスの両側に穴が開いていないとカフスボタンで留められないので、それさえ確認できればすぐにわかります。袖口の種類を細かく覚える必要はありませんが、一般的なタイプを網羅する意味でも、カフスボタンが使えない袖口の仕様を2つ紹介しておきます。

シングルカフス

シングルカフス

袖口の片側にボタン、反対側にボタンホールがある一般的な仕様が「シングルカフス」です。「ダブルカフス」に対して「シングルカフス」と呼ばれています。ただし、「バレルカフス」という別名も。「バレル」は「樽」のことで、袖口の形状が樽に似ていることが名前の由来です。

ターンナップカフス

ターンナップカフス

折り返して2重になった袖口の内側部分をボタンで留める仕様が「ターンナップカフス」。袖口を台形などにすることで、折り返した状態でもボタンが見えるようにしたデザインが通常です。見た目が「ダブルカフス」に似ているのも特徴的。カフスボタンを使わずにエレガントな印象が演出できます。

【参考】人気のカフスデザインは?

カフスボタンをオシャレに見せるためのシャツの選び方

カフスボタンをオシャレに見せるためのシャツの選び方

どんなタイプのシャツとカフスボタンを組み合わせるにしても、オシャレに着けこなすには「カフス丈(カフス周り、袖口のサイズ)」が合っていることが大前提。袖口が大き過ぎるとダラしない印象になり、小さいと窮屈な印象になって美しくありません。また、カフスボタンを着けることで視線が集まるようになるため、いつもより裄丈(ゆきたけ)などのサイズ感も重要性が高まります。サイズさえ合えば既製品のシャツで問題ありませんが、自分のサイズで誂えられるオーダーシャツが最善。意外なほど印象が変わりますので、サイズ感にこだわってみるのもおすすめです。

まとめ

カフリンクス、カフスボタン

ビジネススタイルでは個性を演出できる箇所が限られますが、カフスボタンならさり気なく効果的に個性を演出することができます。カフスボタンを着け替えることで、さまざまなアレンジを楽しむことも可能。オシャレの幅が広がります。袖口がフィットするジャストサイズのシャツとカフスボタンを揃え、大人のオシャレを楽しんでみませんか?

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