社会人はスーツを何着持っていれば良い?ケース別の枚数やコーデ例を紹介
スーツは何着持っておくべき?ケース別に解説
毎日のようにスーツを着用するビジネスパーソンにとって、「スーツは何着あれば良いのか」というテーマはかなり重要です。多いに越したことがないのは誰でもわかりますが、スーツは決して安いアイテムではないため、闇雲に増やすわけにもいきません。さらに、数が多ければその分だけ収納場所が必要になり、体型が変化してしまったらすべてが着れなくなることもあり得ます。そう考えると、必要最低限に留められればそれが最善策。早速、何着あれば良いのかをケース別に解説しましょう。
毎日着用する場合
スーツを毎日のように着用する状況では、「3着」以上を着回すのがおすすめです。2着でも着回せそうな印象がありますが、何かの拍子に汚れてしまった場合などに1着をクリーニングに出すと、残りが1着となってしまってすぐにローテーションが不可能な状況に陥ってしまいます。
3着あればちょっとしたトラブルがあっても対処できる可能性が高まるので、最低3着はほしいところです。
営業職で外回りが多い場合
社外の取引先と頻繁に会うような営業関連の業務などをしている場合、スーツは「4着」以上を揃えておくのがおすすめ。とくに、頻繁に会うクライアントの担当者などがいる場合は、同じスーツで連続して会わないようにしたほうがベターです。
違うスーツで会うようにするには、4着か6着以上を順番に着回すのがおすすめ。平日に5着を順番に着まわすと曜日によって同じスーツを着ることになり、曜日で決まった定例のミーティングなどがあると、同じスーツになってしまうからです。
もちろん、営業の戦術に1つとして、あえて同じスーツにして印象付けるという手法もあります。その場合は、同じスーツを3着以上は揃えてローテーションするのがおすすめです。
オフィスワークが中心の場合
内勤でのオフィスワークが中心で、社外の人と会う機会が少ない場合、スーツは「2着」で十分です。そもそもオフィスワークはスーツが必須ではなく、オフィスカジュアルも許されているのが一般的。スーツ以外の仕事着があれば、スーツが汚れた場合などでも対応できるケースが多いはずです。
重要な会議や研修、稀にある外部との打ち合わせや商談など、必要な時にスーツを着用するようにしつつ、1着だけでなく予備もあれば万全です。
リモートワークが多い場合
リモートワークの場合、スーツは「1着」で事足りる場合が多いでしょう。オンラインのミーティングでは、シャツやポロシャツといった少しカジュアルな服装でも許されるケースが大半です。もしもジャケットを着用する必要があるとしても、上半身しか映らないのでスーツではなくジャケットを揃えておけば問題はありません。
公式なイベントや対面での重要な商談などのために1着は持っておくのが社会人としての嗜み。もちろん、スーツが汚れたりホツレたりしてしまった場合に備えて、2着以上あるほうがベターではあります。
就職活動をしている場合
リクルートスーツは「2着」を着回すのが理想的。1着でも上手にやりくりできなくはないのですが、クリーニングに出したり、何かトラブルが合った際に対応できるように複数のスーツがあるほうがベターです。面接の頻度や間隔によって必要なスーツの数は変わるものの、2着あると安心できます。
とは言え、スーツは決して安い買い物ではなく、学生にとってはとくに痛い出費となってしまいます。スーツの数を抑えたい場合は、もしもの場合を想定して対処法を考えおくのがおすすめ。「状況に応じてレンタルする」「体型が同じ家族や友人に借りる」といった手をすぐに実行できるようにしておきましょう。いずれにしても、スーツが理由で面接などで失敗することがないように準備しておくべきです。
スーツは季節ごとにも揃えよう!シーズン別おすすめ着数
スーツは主に、「春夏」「秋冬」「オールシーズン」と、季節に合わせた3タイプに分かれています。「持っておくべきスーツの数」は「ローテーションできる数」のことなので、季節ごとに必要な数を用意する必要があります。
オールシーズン用を上手に活用する方法もありますが、オールシーズン用は夏は暑く冬は寒く感じることもあるので、季節を想定しながら必要な数を揃えるようにしてください。
春夏
春夏用のスーツは空気を通す仕立てを採用し、軽い生地を使っているのがポイント。リネンやモヘアを混紡し、通気性を高めた生地が主流です。最近は吸水速乾、ウォッシャブル、接触冷感などの機能を与えた生地のスーツも増えています。
春はオールシーズンのスーツとの合計で通常通りの数を揃えるようにしましょう。夏は汗をかく機会が増えるので、通常よりも1着多めに持っておくのがおすすめ。洗濯やクリーニングがしやすくなります。
秋冬
秋冬用のスーツは保温性の高い厚手の生地を使っているのが特徴的。素材としてはウールが主流で、より保温性の高い高品質なカシミヤを使ったタイプも人気です。生地としては起毛させたフランネル、短めの毛羽を出す加工を施したミルド仕上げなどが一般的です。
秋はオールシーズンのスーツとの合計で通常通りの数を揃えるのがセオリー。冬は寒いので、秋冬用のスーツのみで通常通りの着数を揃えておきたいものです。
スーツを複数持っておくメリット
ここまでの解説を読めば、スーツを1着ではなく複数用意しておくメリットは何となく理解できるかもしれません。しかし、ここで改めて複数のスーツをローテーションで着用するメリットを3つ紹介しておきます。1つでも納得できたら、必要な数を早めに揃えるのがおすすめです!!
スーツの傷みを防げる
スーツは1日着用しただけで、汗などの水分を吸収し、ホコリや汚れも付着してしまいます。そのままにしておくとダメージが蓄積し、雑菌が増えて臭いが発生し、生地の傷みにつながり、型崩れを起こすこともあるのです。
それらを防ぐには、スーツをハンガーにかけて陰干しするのが有効。1日着たら2日くらいは休ませるのが理想です。スーツを休ませるためにはローテーションが必要で、そのためには複数のスーツが不可欠というわけです。
緊急時に困らない
スーツが軽く汚れた程度なら簡単なケアでも問題はありません。しかし、何かを大量にこぼしたり、どこかにぶつかって激しく汚れたりしたてしまったら、クリーニングに出す必要があります。クリーニングに出している間はそのスーツが着れなくなるため、スーツはある程度の余裕を持って複数揃えておくのが賢明です。
また、ホツれたり穴が空いてしまったりした場合はお直しに出す必要があります。さらにダメージが大きい場合は、買い直す必要があるかもしれません。そうしたトラブルも想定し、スーツは多めに持っておくのがベターです。
印象アップにつながる
1着のスーツを何日も連続して着続け、そのスーツしか持っていない人だと認識された場合、ビジネスパーソンとしての本気度や信頼性を疑われてしまう可能性もあります。また、たとえケアをしていても連続して着用するとダメージが蓄積し、スーツがヨレヨレになりがちです。その場合も、社会人としてのイメージダウンは避けられないでしょう。
逆に言えば、複数のスーツをローテーションしていつもパリッとしているだけで、好印象につながります。仕事の面でも複数のスーツを持つメリットがあるということです。
スーツ以外のアイテムはいくつ必要? 合わせて用意したい点数
スーツスタイルはスーツだけでは完成しません。コーディネートを組み立てるために欠かせないのが「ワイシャツ」と「ネクタイ」。それぞれ何点ずつ必要なのかも解説しましょう。ワイシャツとネクタイも余裕を持って揃えておけば、スーツスタイルのコーディネートが楽しめるようになります。
ワイシャツ
もともとは肌着の役割を果たしていたというワイシャツは、今でもスーツより肌に触れる面積が広いアイテムです。そのため、汗や皮脂で汚れやすく、劣化も進みやすくなってしまいます。つまり、スーツよりもたくさん持っておくのが得策。できれば、平日は毎日変えられるように5枚は用意するのがおすすめです。
王道カラーの白とサックスブルーを軸にしつつ、定番柄のストライプなども揃えておけば、スーツとの組み合わせによるコーディネートのバリエーションが広がります。
ネクタイ
ネクタイを結ぶとシワが入ります。生地が上質なほど結びジワの復元は早い傾向にありますが、それでも一定の時間が必要です。そのため、ローテーションを考えるとネクタイは3〜4本は持っておきたいもの。ただし、コーディネートの幅を広げるという意味は、5〜6本を使い回すのがおすすめです。
ネイビーやブルーなどの寒色系をベースにしつつ、ボルドーやピンクなどの暖色系も揃えておけば、シャツやスーツとの組み合わせに多様性が生まれます。
複数のスーツ選びのポイント
スーツを複数そろえてローテーションさせることの重要性は理解できたでしょうか? しかし、いざ何着か揃えようとすると、複数だからこそ選ぶ難しさもあります。そこで、複数のスーツを揃える際のポイント、どのようにスーツを増やして行けば良いのかを紹介します。
色・柄
スーツの王道カラーと言えば、「ネイビー」と「グレー」です。この2色の無地を明るさ違いなどで何タイプか揃えるだけでも、スーツのバリエーションは事足ります。
少し変化が欲しい場合は、日本ではビジネスシーンで使われることも多いブラックを加えるという手もあります。柄物のスーツは上級者向きですが、定番のピンストライプ柄ならラインの存在感が弱く、無地に近い感覚で着こなせます。
素材
スーツの素材はウールが大定番です。カシミヤを使った生地は滑らかな質感で、上質感を打ち出したい時に最適です。生地の種類はいろいろとありますが、目が細かく滑らかでツヤがあるほう上品に映ります。いずれにしても、スーツのバリエーションとしては、ウールやカシミヤを使ったタイプを軸にしてワードローブを形成しましょう。
定番以外も揃えたい場合、夏用としては見た目も着心地も涼感たっぷりのシアサッカー生地を選ぶのがおすすめ。秋用としては、畝感のあるコーデュロイ生地が季節感が強くておしゃれです。冬用としては、粗野な生地感のツイード生地が狙い目。保温性が高いため、寒い日でも頼りになります。
サイズ感
ビジネススーツはジャストサイズで着こなすのが鉄則です。そのため、何着のスーツを揃えようと、サイズ感でバリエーションを出す必要はありません。
スーツを揃えていくうちに体型が変わった場合は仕方ありませんが、そうでない限りはジャストサイズを追求しながらスーツを増やしていくのがおすすめです。
大人の魅力を引き出す鉄板スーツコーデ
スーツを何着に増やすにしても、まずは定番的なスーツを揃え、定番的なコーディネートが組めるシャツやネクタイから揃えていくのがおすすめです。では、定番的なスーツスタイルとはどんなコーディネートなのでしょうか。その答えを実例とともに解説します!
ネイビー×白シャツの王道コーデ
スーツは王道カラーであるネイビーの無地。そこに白いシャツを合わせて、シンプルながら爽快で清潔感のあるコーディネートに仕上げています。
また、ネクタイもスーツと同じネイビーの無地を選んでいるのがポイント。スーツと同じカラーで少しトーンを変えた無地のネクタイは、コーディネートしやすいので揃えておくと重宝します。クールなイメージが打ち出せるので、無地のネクタイを活用しましょう。
グレー×ブルーシャツの万能コーデ
スーツの色はグレー。ネイビーに並ぶ王道カラーをセレクトしています。グレーは明るさによってイメージが大きく変わり、ダークなほど上品なので、もっとも暗いチャコールグレーから揃えるのがおすすめです。
ただしここでは、前出のダークなネイビースーツと変化をつけるため、やや明るめのグレーを選んでいます。シャツは白よりもビジネスシーンで重宝する王道カラーのサックスブルー。グレーのスーツ × サックスブルーのシャツという組み合わせは、こなれ感があっておしゃれな印象に仕上がるため、大いに活用しましょう。爽やかさがあり、あらゆるビジネスシーンで着用できます。ネクタイは定番柄であるレジメンタルストライプで、こちらも汎用性が抜群です。
ネイビー×サックブルーシャツの爽快コーデ
ネイビーのスーツにサックスブルーのシャツを組み合わせるコーディネートも定番的なカラーリングの1つです。ブルー系のカラーが大半を占めることになるため、爽快感がかなり強い印象になります。
ネクタイまでブルー系で統一するとさらに爽やかさがアピールできますが、ここでは敢えて暖色系のブラウンをセレクトしています。ネクタイで季節感を加味することで、爽快なのに秋にもマッチするコーディネートに仕上げたのがポイントです。
スーツを長持ちさせるコツ
もしもの時のためにスーツを多めに揃えておくのがおすすめですが、だからといって、それぞれのスーツをぞんざいに扱っていいというわけではありません。スーツはきちんと扱えば長く使えるアイテムなので、ここに挙げるケアの方法をルーティン化して実践してください!
着用後にブラッシングをする
スーツを着用した後は、すぐにブラッシングしてホコリや汚れを取るのが基本です。その際は、スーツの生地を軽く叩きながら、汚れを浮かせてからブラッシングするのがポイント。ブラシと生地が直角になるように当て、ホコリや汚れをかき出すように下から上に動かします。
汚れが溜まりやすい襟裏、ポケットの内部、パンツの裾もブラッシングするようにしましょう。
スーツ用ハンガーを使用する
スーツはスーツ用のハンガーにかけて保管するのが原則。ジャケットの肩にマッチする太さがあり、湿気を吸収してくれる木製のハンガーが最適です。
また、スラックスは裾から吊るすのがおすすめ。スラックス自体の重みで下に引っ張られるため、時間とともに自然にシワが取れます。
ローテーションする
スーツは1日着たら、2日以上休ませるのが理想。休ませている間に、着用時に吸収した生地の湿気が発散し、シワも伸びてスーツがリフレッシュするからです。
しっかりと湿気を取るためには、すぐにクローゼットに入れるのではなく、風通しの良い場所で陰干ししてからクローゼットに入れるのがベターです。
定期的にクリーニングに出す
スーツがヨレたり汚れたりしたら、クリーニングに出すのがおすすめです。ただし頻繁に出す必要はなく、季節の変わり目や衣替えのタイミングでクリーニングに持っていく程度で問題ありません。シーズン毎に、蓄積してしまったダメージや汚れを払拭しましょう。
ただし、そのためには日々のケアをきちんと実践するのが大前提。ケアを習慣化することで1シーズンに使い続けることができます。
スーツの数に関するよくある質問
今回の締めくくりとして、スーツの数に関してよく聞かれる質問をピックップして回答します。ここまで説明してきた内容のおさらいとしてもチェックしておいてください!
スーツは1~2着で十分?
オフィスワークやリモートワークが中心で、スーツを着る機会が少ないなら2着程度でも十分です。ただし、毎日スーツを着るような職業なら、最低でも3着はほしいところ。汚れてクリーニングに出す必要が出た際など、緊急時のために少し多めに揃えておくのが賢明です。
40代はスーツを何着持っていれば良い?
年代よりも、業務や状況によって必要なスーツの数が決まるのが原則です。ただし一般的には、40代は20代よりも多めにスーツを持っているイメージが強いでしょう。経験とともにスーツの数も増えているはずだからです。ビシッとスーツを着こなすことで、40代ならではの貫禄も際立ちます。
同じスーツを1週間着続けても良い?
何日も着続けるのはおすすめできません。スーツを連日着用すると、汗や脂、汚れやホコリが蓄積し、生地が傷んだり型崩れを起こしたりする可能性が高まってしまいます。1週間も着続ければスーツがヨレて当然で、そんな見た目では仕事上の不利益につながっても不思議ではありません。スーツは1日着たら2日休ませるのがローテーションの目安です。
まとめ
自分には何着のスーツが必要なのかがわかったのではないでしょうか。スーツを揃えていく際は、正統派の定番から手に入れるのが原則。定番を揃えた後にバリエーションがほしい時は、セットアップを加えるという手もあります。セットアップはスーツよりもカジュアルな印象になるからこそ、カジュアルな服装が許されるようなシーンではスーツよりも適しています。
〈SOLVE(ソルブ)〉には上品で高機能なセットアップが充実しているので、是非チェックしてみてください。
関連コンテンツ
RECOMMEND
FOLLOW SNS
そのほかSNSも運営しておりますので、
是非フォローください