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秋のメンズビジネスカジュアルコーデ術!初心者から上級者までのスタイル例

おしゃれなビジネスカジュアルは「季節感」がカギ

おしゃれなビジネスカジュアルは「季節感」がカギ

ビジネスカジュアルはスーツスタイルより自由度が高いからこそ、コーディネートに大きな差が生まれてしまいます。でも、ご安心ください。季節感を意識することで、コーディネートのブラッシュアップは可能。季節らしさを演出するだけで、かなりおしゃれなイメージに仕上がるのです。 そこで今回は、ビジネスカジュアルを「秋」らしくアレンジするポイントを紹介。早めに準備を整えて、秋になったら存分に季節感をアピールしましょう!

秋のメンズビジネスカジュアルを着こなすには? 基本のポイントを紹介

秋のメンズビジネスカジュアルを着こなすには? 基本のポイントを紹介

まずは秋らしいビジネスカジュアルを築くための基本ポイントを解説します。正統派のスタンダードなビジネスカジュアルをベースにしながら、カラーリングででさり気なく秋らしさを取り入れるのがおすすめです!!

落ち着いたカラーで上品にまとめる

秋っぽさをアピールしたいからといって、全面的に秋を押し出すのではなく、あくまで正統派のビジネスカジュアルをベースにするのが原則。カラーリングに関しても、定番カラーを軸にして落ち着きのあるコーディネートを目指すのが最優先です。

ビジネスカジュアルの定番カラーもスーツスタイルと同じで「ネイビー」「グレー」「ブラック」「ホワイト」。ダークトーンを中心にすると落ち着いたムードが高まり、それだけでも秋に適した重厚感や上質感が漂います。

秋らしいカラーを取り入れる

落ち着きのある定番カラーをベースにしたコーディネートを築きつつ、1アイテムや1セットを「秋色」にすると、バランス良く秋が演出できます。

秋色の代表格は「ブラウン」「ワインカラー(ボルドー)」「バーガンディー」「ベージュ」など。どれも温かみを感じさせる「暖色」です。そんな色を目につくアイテムで取り入れれば、秋らしさが自ずと匂い立ちます。

ただし、秋色の面積が広くなり過ぎると、枯れた雰囲気や老けた印象につながることもあります。それを避けるには、定番カラーを軸にしつつ、秋っぽい色をアクセントとして活かすような配分を目指しましょう。また、黒で引き締めたり白で鮮度アップしたりしてバランスを整えるのもおすすめです。

初心者は襟付きアイテムがおすすめ

ビジネスカジュアルは比較的カジュアルな服装ですが、ビジネスシーンの仕事着であることが大前提。きちんと感や品格も欠かせません。そのためには、トップスに襟付きのアイテムを選ぶのが効果的。Tシャツよりもポロシャツのほうがきちんと感が演出できるといえばイメージしやすいでしょうか。襟がある「シャツ」や「ジャケット」、「ポロシャツ」を選ぶだけで、仕事着に適した品位が確保できます。

ジャケットには襟があるので、インナーは襟なしのTシャツでも構いません。ただし秋は気温の変化が激しく、トップスを1枚にしたい日もあるでしょう。その場合は、襟つきのシャツかポロシャツを選ぶのがおすすめです。こうした要領で、襟を意識しながらフォーマル感のバランスを整えてみてください。

体に合ったサイズを選ぶ

きちんと感や品位を感じさせる仕事着に仕上げるためには、「ジャストサイズ」も重要な条件です。暑くて薄着になる夏は風通しが良く体のラインも拾わない大きめのサイズを選びたくなるかもしれませんが、涼しくなる秋はそうした必要もなくなってきます。よりいっそうジャストサイズを意識して品良くまとめるように心掛けてください。

サイズ感を判断する際は、着丈や袖、股下などの「丈感」に加えて、バスト、ウエスト、裾などの「幅感」もチェックするのがポイント。体にフィットしつつ、指が数本入る程度の余裕がある幅感が適性です。

また、どんなアイテムであってもジャストサイズの場合は不自然がシワが生まれません。その意味でもダラしない印象が払拭でき、品の良いコーディネートに仕上がります。

秋のメンズビジネスカジュアルにおすすめのアイテムベスト5

秋シーズンのビジネスカジュアルでフル活用できるアイテムをピックアップして解説します。過ごしやすい気候の秋はアイテムの選択肢が広がりますが、正統派のスタンダードなアイテムを軸にして着回すのがおすすめ。それでも十分すぎるほど多様なコーディネートが築けます。

テーラードジャケット

テーラードジャケット

テーラードジャケットは、ビジネスシーンで定番のタイプを選ぶのがおすすめ。「2つボタン」「ノッチドラペル」「セットインポケット」「ベント入り(センターベント or サイドベンツ)」といった仕様のジャケットなら、仕事着として必要な品格を備えています。

カラーは「ダークトーン」や「秋色」を選ぶのがおすすめ。秋らしい重厚感やウォーム感が演出できるからです。また、適度に毛羽感のある生地のジャケットなら、その風合いからも秋っぽい温かみが演出できます。

カーディガン

カーディガン

ハイゲージニットを使ったカーディガンは、「温度調整」に欠かせない秋の必需品。薄手なのでジャケットのインナーとして着用できるだけでなく、ライトなアウターとしても活用できます。肌寒いと感じたらすぐに羽織るのがおすすめです。

着回しやすいのは「ブラック」「グレー」「ネイビー」といった定番カラーですが、秋色のカーディガンをインナーとして使ってさり気ない差し色にしてもおしゃれです。

セットアップ

セットアップ

もはやビジネスカジュアルの定番となったセットアップは秋でも大活躍してくれるアイテムです。「グレー」「ネイビー」「ブラック」といった定番カラーの「無地」が1着あると、着回しの幅はかなり拡大。上下が揃ったセットアップとしてはもちろん、ジャケットとスラックスそれぞれを単体でも使えるため、コーディネートのバリエーションが増えるのです。

セットアップとして着用する場合、春夏シーズンはインナーに爽やかな白いTシャツを差し込むのが定石ですが、秋冬は落ち着きのあるダークなインナーで季節にマッチする重厚感を演出するのがおすすめです。

ニット

ニット

「温かみ」を感じさせるニットは、秋の季節感を演出するのに打ってつけ。天然素材のウールやカシミヤを使ったニットなら、上質感も醸してくれます。また、「ハイゲージ」で編み立てたニット生地は編み目が細かく、ビジネスシーンにぴったりの品位も兼ね備えています。

ニットはカラーのバリエーションも多いため、秋らしい色をセレクトできますが、生地感だけでも秋らしさは十分。落ち着いたムードを優先し、「ブラック」や「ネイビー」などのダークトーンを上手に活用しましょう。

シンプルなデザインであれば、クルーネックでもタートルネックでもモックネックでも着用可能。カラーだけでなく、そうしたネックの仕様も駆使してアレンジしてみてください!

スラックス

スラックス

ビジネスシーンのパンツといえばスラックスですが、それはビジネスカジュアルでも一緒。秋もスラックスを中心にワードローブを構成するのが賢明です。

秋らしさを演出するなら、他のアイテムと同じく「ダークトーン」を選んで落ち着いた雰囲気を打ち出すのが効果的。王道カラーであるグレーの中でも暗い色味の「チャコールグレー」から穿き回すのがおすすめです。

秋のメンズビジネスカジュアルコーデ例

秋らしさを演出するビジネスカジュアルのポイントを押さえたところで、実例を取り上げながらコーディネートのポイントも解説しましょう。秋ならではの要素さえ取り入れれば、意外と簡単にコーディネートを秋バージョンにアレンジできます!

初心者向け

初心者向け

ネイビーのテーラードジャケットにグレーのスラックスを合わせた正統派のジャケパンスタイルがベースです。インナーにモックネックのニットを合わせることで、秋らしいコーディネートに仕上げています。

無地の定番アイテムばかりだとVゾーンがシンプルすぎる印象になることもありますが、それを解決するためにポケットチーフでアクセントを加味したバランスも絶妙です。

実は足元のローファーもポイントで、カジュアル感がビジネスカジュアルにぴったり。毛羽感のある秋色のスエードが足元から季節感を補足しています。

中級者向け

中級者向け

秋のビジネスカジュアルを着こなすための基本ポイントとして挙げた「秋らしいカラーを取り入れる」で解説したように、秋色は本来、1アイテムか1セットで取り入れると好バランスです。ただし、秋色でもダークトーンなら落ち着きがあり、全面的に取り入れても上品に仕上がります。

この実例コーディネートも、セットアップのブラウンがダークトーン。そのため、ローファーとポケットチーフまで秋色のブラウンで揃えても落ち着いたムードに仕上がっています。

その一方、全体がダークになりすぎないように、インナーをオフホワイトのニットにして軽快感を加味しているのもポイント。明るいトーンの色を差してバランスを整えた好例です!

上級者向け

上級者向け

中級者向けのコーディネートと同じダークブラウンのセットアップを活用したコーディネートです。こちらはセオリー通り、秋色をセットアップの1セットのみに留めてバランスを調整しています。

ただし、インナーをブルーのニットにしてさり気なく個性をプラス。イタリアで「アズーロ・エ・マローネ(青と茶)」とも呼ばれるカラーリングは、こなれ感を演出するのに最適です。ただしバランスを取るのが難しく、上級者向きの色合いともいえます。このお手本のように少しくすんだブルーを採用すれば、ブラウンと難なく馴染んで大人っぽく仕上がるはずです。

秋のメンズビジネスカジュアルで失敗を防ぐための3つのポイント

秋のメンズビジネスカジュアルで失敗を防ぐための3つのポイント

ここでは、秋のビジネスカジュアルで失敗しないためのポイントを紹介します。これまでの内容と重複する部分もありますが、総括する意味も含め、少し角度を変えながら重要なポイントを改めて解説しましょう!

オーバーサイズを避けてスマートに

季節を問わずビジネススタイルは「ジャストサイズ」が原則です。オフのカジュアルスタイルではオーバーサイズの人気が続いて定番化しつつありますが、オーバーサイズはルーズでダラしない印象を与えかねません。それを避けるため、ビジネススタイルではジャストサイズを徹底し、品のある服装にまとめるのが基本です。

猛暑や酷暑の夏はついついサイズ感もユルくなりがち。だからこそ、ジャストサイズでスマートにビシッと着こなし、季節の移り変わりを強調しましょう!

カジュアルすぎる服装に注意

秋は気温の変化が激しいため、温度調整しやすいように普段使いのスウェットパーカなどを流用したくなるかもしれません。しかし、それは避けましょう。カジュアル過ぎて品位を損ない、ダラしない印象や不潔なイメージにつながりかねないからです。シンプルで上品な「カーディガン」を活用すれば簡単に温度調整でき、スマートな印象を損なうこともありません。

また、秋は活動しやすい季節のため、歩きやすいスニーカーを選びたくなりますが、こちらもカジュアルすぎるデザインは避けてください。ビジネスシーンにふさわしいのは、定番カラーのシンプルなタイプのみ。選ぶのが難しいならスニーカーは避け、「ローファー」などにするのがベターです。

最近は、見た目はローファーや革靴なのに、履き心地はスニーカーと変わらない高機能なシューズも増えています。そんなアイテムも活用しながら、カジュアルすぎないコーディネートを目指しましょう。

色のバランスを取る

秋に限ったことではありませんが、派手なカラーや奇抜な柄なども避けるようにしましょう。ビジネスシーンにおいて過剰なまでに個性を主張すると、社会人としての常識が欠けている印象を与えかねないからです。

ビジネスカジュアルでは、定番カラーの無地をコーディネートの軸にするのが正解。秋色を取り入れるにしても、1アイテムや1セットに留めると好バランスです。

とくにビジネスカジュアルのコーディネート作りに慣れるまでは、ブラウンが使われているネクタイを取り入れるなど、ワンポイント使いで秋を演出するところからはじめてみてください。コーディネートの実例で解説したような上級者向きの色使いもありますが、まずは差し色として少しだけ秋っぽいカラーを取り入れるのがおすすめです。

【まとめ】ビジネスカジュアルにも秋を取り入れておしゃれを楽しもう!

正統派のスタンダードなビジネスカジュアルをベースにしつつ、秋らしい要素を取り入れることでさり気なく季節感を演出する着こなしのイメージはつかめたでしょうか?  ブラウンなどの秋色や、ニットなどの秋らしいアイテムをコーディネートに組み込んで、おしゃれを楽しんでみてください。

当然ですが、〈SOLVE(ソルブ)〉にも秋のビジネスカジュアルにふさわしいアイテムが揃っています。カラーや生地などを切り口にしてリサーチすると、気になるアイテムが見つかるかもしれません。人気アイテムの人気サイズはすぐに完売してしまうケースもあるため、秋に向けて早めに確保していただくのがおすすめです。

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