ブラウンスーツが与える印象
「ブラウンスーツ」を活用していますか? ビジネススーツでは少数派のカラーなので、まだ選んだことがないかもしれませんが、意外性が演出できるので活用しない手はありません。 「ブラウン」はアースカラーの1種であり、「温かみ」「ナチュラル」「穏やか」「マイルド」「安心感」といった印象につながるのも特徴的。「クラシックな落ち着き」も感じさせる色なので、そうしたイメージを打ち出したいならブラウンのスーツが適任です。
【参考】他のブラウンアイテムは?
ブラウンスーツのマナー
ブラウンのスーツは着慣れていないので、選んで良いものかどうか躊躇する気持ちはわかります。そこで、着る際に気をつけるべき「マナー」や「考え方」について解説。読んでみて問題がなさそうなら、是非ブラウンスーツを活用してみてください。
ブラウンスーツをビジネスシーンで活用してOK?
ブラウンスーツをビジネスシーンで着用しても基本的には問題ありません。ただし、王道のカラーではないのも事実。いわゆるお堅い職業、古風な会社、オーセンティックな服装が好まれる職場などでは、避けておいたほうが無難です。もしも先輩や上司にブラウンスーツを着ている人がいたら、その方にも相談しつつブラウンスーツを取り入れれば万全でしょう。
ブラウンスーツは新入社員が着てもOK?
新入社員はまず、正統派のスーツスタイルを着こなすところから始めるのがベター。まだ仕事が一人前ではないのにも関わらず、少し意外性のあるブラウンのスーツを着た場合、「生意気」といった印象を持たれるリスクがあります。そこで、王道のネイビースーツやグレースーツ、定番のブラックスーツなどから揃え、さらに必要な場合はブラウンスーツを選ぶくらいの順番がおすすめ。とは言え絶対にNGではないので、業種、職業、職場の服装や周囲の状況などを考慮しつつジャッジしてみてください。
ブラウンスーツをおしゃれに着こなすためのポイント
ブラウンスーツを着こなすには、意識すべきポイントがあります。ここで詳しく解説するので、ブラウンスーツをおしゃれにコーディネートしましょう!!
初めてならダークトーン
ひとえに「ブラウン」と言っても、明るさや色味はさまざま。あまりにもバリエーションが多いため、そのすべてを網羅するのは困難です。 ただし、他のカラーと原理原則は同じ。ダークなほど落ち着いたイメージで、フォーマル度はアップします。そこで、ブラウンのスーツに慣れるまではダークトーンを選ぶのがおすすめ。ブラックに近いほど品格が高まり、着こなすのも容易になります。ブラウンスーツの着こなしに自信が持てたら、明るいトーンにもチャレンジしてみましょう。
季節に合わせて生地を選ぶ
スーツの色がブラウンというだけで、こなれたムードが生まれます。そのため、最初は「トロピカル」「フレスコ」「ギャバジン」「サージ」「フランネル(フラノ)」といった定番生地を選ぶのがおすすめです。 ただし、洒脱なイメージを高めたいなら「季節感」のある生地を選ぶのが効果的。春夏は「サマーウール」「リネン」「コットン」などの素材を使った生地。「シアサッカー」や「コードレーン」といった立体的な通気性もある生地が適しています。 秋冬は「ウール」「カシミヤ」「モヘア」などの素材を用いた生地。「ツイード」や「コーデュロイ」といった風合いが豊かな生地なら、ブラウンが持つ温かみを強調できます。
柄でイメージを変える
スーツの印象は、色だけでなく柄の特徴も影響を与えます。 つまり、「色×柄」で考えるのがポイント。 ブラウンという特徴的な色を選ぶからこそ、柄の特徴も把握して「色×柄」でイメージをコントロールしましょう。 もっともベーシックなのは「無地」。コーディネートしやすくオールマイティーに使えます。 「ストライプ」も定番柄。無地よりもシャープな印象が特徴的です。 線が細いほどエレガントで、ピンストライプやペンシルストライプは上品なイメージ。 ブラウンの野暮ったさをあえて強調するなら、線が太めのチョークストライプを選ぶという手もあります。 「チェック」は少しカジュアルな柄。 ブラウンという色だけでもカジュアルなイメージなので、チャック柄を選ぶとさらにカジュアルな印象やマイルドな雰囲気が強くなります。 ウインドウペーンなどのシンプルなチェック柄からトライしてみるのがおすすめです。
ネクタイはシーンによって選ぶ
スーツとしては少し意外性のあるブラウンですが、メンズファッションの定番カラーでもあります。 そのため汎用性は高く、ネクタイやシャツの色柄はどんなタイプでも似合います。 ということで、Vゾーンを落ち着かせたい場合はスールになじむような色使いのネクタイが効果的。ダークトーンのソリッドタイならクールに引き締まります。 ネクタイをアクセントとして効かせたいなら、ブラウンに映えるような色使いが最適。明るいピンクやグリーンのネクタイを合わせると、華やかさが加味できます。
ブルー系のシャツが好バランス
ブラウンは「暖色系」のカラー。スーツ全体で取り入れると、ウォーム感が強調されます。だからこそ、Vゾーンには「寒色系」を組み込むのがおすすめ。クールなアクセントとして映えさせると、自動的に寒暖のバランスが整います。もっとも取り入れやすいのは「ブルー系のシャツ」。サックスブルーはシャツの定番カラーなので合わせやすく、「アズーロ・エ・マローネ(ブルーとブラウン)」というイタリア語に象徴されるように、ブラウンとの相性も抜群です。シャツはブルー系で固定し、ネクタイで印象を調整するとコーディネートが組み立てやすくなります。
スリーピースで品格アップ
冒頭でも解説した通り、ブラウンスーツは「クラシックな落ち着き」も大きな魅力。その特徴を拡大するなら、「スリーピース」を選ぶのが有効です。ベストを組み込むスリーピースならではの重厚なレイヤード感が、クラシックな風格を上乗せ。貫禄を感じさせるスーツスタイルに仕上がります。
おすすめコーディネート
ブラウンスーツをおしゃれな着こなすためのポイントを解説しましたが、具体的なコーディネート例を見たほうがわかりやすいでしょう。こちらの記事が参考になるので、チェックしてみてください。
ブラウンスーツに関するよくある疑問
最後は、ブラウンスーツに関する代表的な疑問に回答。わかりやすく解説します。ほかにも疑問がある場合は、SNSなどを通じて教えていただけたらうれしいです。今後の記事などでお答えできればと思います。もちろん、〈SOLVE(ソルブ)〉の店頭などで聞いていただいてもOKです。
秋冬のイメージが強いが、春夏でも問題ない?
ブラウンは暖色で、温かみのあるブラウンスーツは秋冬用というイメージが強いかもしれません。ただし前述の通り、「春夏感が強い生地」を選べば、暖かいシーズンでも着用できます。 また、ベージュに近い「明るいトーン」のライトブラウンを選んでも爽やかで軽やかな印象に。Vゾーンを寒色系でまとめれば、涼感がさらにアップします。
老けた印象を避けるテクニックはある?
ブラウンスーツの「クラシックな落ち着き」は、「老けた印象」「枯れ感」「野暮ったさ」などにつながることもあります。それらを払拭するには、正反対の「フレッシュな要素」を組み合わせるのが効果的。グリーンやオレンジなどのネクタイはその筆頭です。 また、スーツのサイズ感が大きめだと貫禄が増してしまうので、ジャストサイズでスマートに着こなすことも大切です。
まとめ
ビジネススーツのカラーはネイビーやグレーが大定番。だからこそ、ブラウンスーツが着こなせると周囲との差別化が図れます。環境や状況も鑑みつつ、リスクがなさそうなら大いにブラウンスーツを活用しましょう! ちなみに〈SOLVE(ソルブ)〉でも、ブラウン基調の生地を選んでスーツがオーダーできます。選択肢は名門のテキスタイルメーカーが生み出した生地ばかり。どれを選んでも品格が薫るブラウンスーツに仕上がります。
【参考】自分だけの一着を
【参考】コーディネートの印象はインナーで決まる
【参考】スーツと合わせて選ぶ楽しさ
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SOLVEでは、はじめてオーダーシャツ(オーダースーツ及びカスタムオーダーTシャツも含む)をご購入されるお客様向けに採寸や試着サービスを用意しております。
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