QUALITY こだわりと品質

SOLVEのオーダースーツは贅沢な仕様ばかり採用しているため、上質感ある仕上がり。
総毛芯、本切羽、AMFステッチといった手間のかかる本格的な仕様も標準設定です。

総毛芯

ジャケットのフォルムを安定させるために表地と裏地の間に入れるのが「芯地」。毛芯は天然素材の獣毛を使用した芯地のことで、毛芯が前身の裾まで入った仕様を総毛芯と呼びます。ラペルは「ハ刺し(はざし)」と呼ばれる手法で八の字状に細かく刺し縫いを行って糸止めします。手間暇が掛かりますが、立体的で柔らかい表情のジャケットに仕上がるのが特徴。耐久性にも優れているため、オーダースーツを長く愛用していただくことができます。

立体的構造

人間の身体は立体的です。しかも単なる立方体ではなく、丸みがあって複雑な形状をしています。そんな身体に沿うように仕立てることがスーツの見た目と着心地に直結します。その一方、立体的に仕立てるには高い技術を要します。今回のオーダースーツは、立体的な造形を得意とする「ナポリ仕立て」がベース。技術力に定評ある「本宮三東スーツ」と協業することで、着心地の良い立体的構造を実現しています。見た目からも品質の高さが伝わる仕上がりです。

マニカカミーチャ

ナポリ仕立ての象徴的な仕様。イタリア語で「マニカ」は「袖」、「カミーチャ」は「シャツ」を意味し、「シャツ袖」とも呼ばれます。文字通りシャツのような袖のつけ方で、いせ込みながら肩のラインに沿って立体的に縫い付けるのが特徴。ギャザー(細かいシワ)が入る見た目から「雨降り袖」などと呼ばれることもあります。丸みを帯びた肩のフォルムが柔らかい印象で、フィット感が高くリラックス感も生まれます。

AMFステッチ

襟の縁などに施す手縫い風ステッチのこと。ラペルを押さえるためにテーラーが手縫いしていたステッチが起源で、それをミシン縫いで可能にしたメーカー「American Machine & Foundry」の頭文字が「AMFステッチ」という名前の由来です。意外と目に留まりやすい場所のディテールで、テーラーメイドで誂えたような雰囲気をさり気なく演出することができます。

バルカポケット

「バルカ」はイタリア語で「小舟」という意味。ポケット口が船底にように曲線を描くポケットを「バルカポケット」と言います。ナポリ仕立てを象徴する仕様のひとつで、直線的なポケットよりも技術と時間が必要になります。胸の形状に沿うような立体的フォルムを強調できるのが大きなポイント。ナポリ仕立てならではの丸みや柔らかさが強調できます。

チェンジポケット

ここでの「チェンジ」とは「お釣り」や「小銭」のこと。つまり、コインなどを入れるための小さなポケットが「チェンジポケット」です。ジャケットの場合、右側の腰ポケット上部に設けるのが一般的。小物を入れるのに便利ですが、現在は装飾的な意味合いが強くなっています。チェンジポケットは位置が高く、相対的にウエストの位置が高く見える効果も望めます。

お台場仕立て

ジャケット内側の胸ポケット周辺を表地で囲う仕様のことです。表地の形状が、大砲を置く場所(お台場)のようになることから「お台場仕立て」と呼ばれるようになりました。裏地だけを使う通常の仕様よりも仕立てるのに手間が掛かかります。裏地よりも強度が高い表地を使う機能的な意味もありますが、普段は見えない内側までこだわっている意匠としての価値が強い仕立てです。

大見返し

ジャケット前身頃の内側、見返し部分に表地を大きく広く使用する仕立てのこと。「広見返し」とも呼ばれます。表地を多く使うのは、裏地と芯地をできる限り省くため。表地の性質を存分に生かすことができ、通気性が高い表地を選べばジャケット全体の通気性も高まります。表地の軽さも生かせるため、涼しくて軽やかなジャケットに仕上げることも可能です。

上襟裏髭折り返し

その名の通り、上襟の裏側にあしらう仕様。先端部分に表地を折り返して縫い付けた仕立てのことです。折り返し部分の形状は台形で「ヒゲ襟」などと呼ばれることもあります。昔はこの部分を使って襟のサイズ調整ができるようになっていたものの、今はそういった使い方はしません。言わば昔の名残ですが、手の込んだスーツであることを示すディテールとして採用されています。

キュプラの裏地

裏地に使っている素材は「キュプラ」。綿花のコットンリンター(産毛のような繊維)を溶かし、セルロースを取り出して再生したものです。「呼吸する繊維」とも称され、吸湿性と放湿性に優れているのが大きな特徴。また、タッチがなめらかで静電気が発生しにくく、裏地に使うとストレスのない着心地をもたらしてくれます。さらに、美しい光沢や鮮やかな発色も魅力。スーツの高級感を内側から後押ししてくれます。

本切羽

袖口のボタンホールが飾りではなく、穴があいている仕様が「本切羽」です。厳密には意味が異なりますが、「本開き」と呼ばれることも。袖丈が修正できないため、オーダーメイドを象徴する仕様です。さらなる別名は「ドクターカフ」で、医者が袖まくりをしてすぐに処置ができるように考案されたと言われています。ただし現在は、こだわりの意匠として人気です。袖口に近いボタンのみ外し、こなれ感を演出する小技も。

水牛ボタン/ナットボタン

標準装備のボタンは2種類。どちらも高級天然素材を使っています。ひとつは「水牛ボタン」で、その名の通り水牛(バッファロー)の角を加工したもの。深い色味から重厚感や高級感が広がります。もうひとつは「ナットボタン」で、ヤシの実の種子を加工したもの。柔らかい印象と品のあるツヤが特徴です。どちらを選んでもスーツの品格を高めてくれますので、表地との相性や好みでお選びください。

袖口キッスボタン

ジャケットの袖口にはボタンが付属していますが、そのボタンを重ねた仕様です。「重ねボタン」などとも呼ばれますが、ボダン同士がキスしているように見えることから「キッスボタン」という呼び名も。イタリアの職人が技術の高さをアピールするために生まれた装飾的なディテールだと言われていて、その説からもわかる通り手間が必要な仕様です。

ボタンホール配色(1色のみ)変更

ボタンホールの色を変更することができます。正統派のスーツは細かいディテールまでルールが決まっているため、個性が投影しづらい洋服ではありますが、ボタンホールの色で個性を演出することは可能。小さなアクセントですが、袖口などは意外と目につくポイント。わかる人にはこだわりが伝わります。

D管止め

ジャケットのポケットやスラックスのピスポケットをはじめとするポケット口の両端に用いられる仕様。力が掛かりやすい箇所が裂けないように、D字状に補強したステッチのことです。そこまで目立つディテールではありませんが、繊細な仕立てだからこそこだわりが感じられ、細部まで作り込んだスーツの証となってくれます。

パンツ

持ち出し修正

「エクステンデッドウエストバンド」とも呼ばれる「持ち出し」は、ウエスト前面の帯状に飛び出した部分です。パンツのウエストをしっかりと固定することができ、ベルトレスでもフィット感を確保してくれます。ただし、採用していないパンツも多く、スーツのスラックスに不可欠なパーツでもありません。持ち出し付きが標準ですが、好みに合った仕様をお選びいただけます。

サイドアジャスター

ウエストのサイドにアジャスターをつけることも可能。フィット感が調整できるため、ベルトレスで着用しやすくなります。また、体型が変わっても多少は対応が可能です。サイドアジャスターを搭載しているカジュアルなパンツが増えているためか、カジュアルな仕様と勘違いされがちですが、本来はフォーマルなディテール。品格を損なうことはありません。

Vスリット

ヒップ上部のウエスト部分に入ったV字状のスリットのことで、「Vスリット」や「Vノッチ」とも呼ばれています。機能的なメリットが大きく、スリットが開くことによってウエスト周りの可動性を確保することが可能。座った際や前屈姿勢になった際に感じる腰周りの突っ張りを軽減してくれます。また、ウエスト部分の生地が傷むのを防ぐ効果も望めます。

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